【結論出ました】青汁を飲み続ける意味はあるのか?効果は?

「健康のために、できるだけ野菜を食べたい」と思っていても、必要とされる1日350g以上の野菜を食べるのは、なかなか難しいものです。
そんなお悩みを解消してくれるのが、青汁です。青汁なら簡単にサッと不足した野菜の栄養を補充できます。
けれども同時に、「でも、本当に青汁を飲むだけで大丈夫…?」「青汁ってたくさんの種類があるけれど、どの商品でも効果があるの?」という疑問も沸いてきますよね。
そこで今回は、どんな青汁を選べば健康効果が得られるのか青汁を飲み続けると健康効果が本当にあるのか、青汁を飲み続けていても効果が出なかった人はいるのか、気になる青汁の効果について徹底検証してみたいと思います。

青汁を飲み続けるメリットとは?

忙しい毎日を送っていると、どうしても野菜が不足しがち。野菜料理は皮をむいたり冷たい水で洗ったり、手間暇がかかります。感染症の予防に、エイジングケアに、野菜がいい効果をもらたすことは重々わかっていても、毎日必ずたくさんの野菜を食べるなんて、とても無理な話です。
しかも同じ野菜ばかり食べて栄養が偏らないように、にんじん・トマト・小松菜などの緑黄色野菜を120g以上レタス・キャベツ・きゅうりなどの淡色野菜を230g以上という内訳まで推奨されているのですから、なかなか十分とされる量を食べられません。
そんな時でも青汁なら、厚生労働省のサイトe-ヘルスネットで推奨されている1日5皿分の野菜に匹敵する栄養をスムーズに補えます。野菜の栄養を簡単に補えるのは、青汁を飲み続ける大きなメリットといえます。

青汁の種類はたくさん!選び方のコツは?

青汁は、いろいろなメーカーから、たくさんの種類の商品が販売されています。
もともと青汁は60年以上前、戦後の食料不足下、国民を栄養不足から救済するために倉敷の医学博士によって考えられた健康法でした。栄養価の高い緑黄色野菜の恵みをギュッと凝縮した生絞りジュースが始まりです。
今では、滋養強壮、ダイエットなど、目的別に選べるほど、青汁の種類は多岐にわたります。
若い女性、お子さん、ご高齢の方など、青汁を愛飲している人の年齢も幅広く、健康や老化防止ケアに重宝されています。
たくさんの種類があるからこそ、選び方が難しい…いったい本当に効果がある青汁は?青汁戦国時代ともいえるほど商品が多彩に揃う今、本当に良い青汁を選ぶコツを紹介します。

青汁の選び方のコツ①コスパ「1回あたりの価格・送料は?」

青汁は、即効性がある医薬品とは異なります。野菜を毎日食べることで健康効果が得られるように、青汁を毎日続けることで効果がでます。
だから、価格はとても重要です。自分にとって、無理なく毎日続けていける価格設定であることに注目するのは、とても大事なことです。
とはいえ、安ければ安いほど良いというわけではありません。注目すべきはコスパ、コストパフォーマンスです。つまり、価格性機能比を詳しくチェックすることが青汁選びには大切です。
どんな効果が得られるのか、そのための栄養がきちんと含まれているのか、という情報は何よりも大切。そして、その効果に見合うほどよい価格で提供されているのか、という点を検証するのです。
1杯あたりの価格を、送料まで含めたトータルの費用から割り出し、得られる効果に対してどこまでの予算を組めるのかを考えて、商品を選びましょう。
どれだけ安い商品を発見できるのかではなく、どれだけの効果が必要で、そこにどれだけ予算を当てられるのかを考えるといいでしょう。
青汁で身体の中からキレイになれるのなら、化粧品はデパートコスメではなくドラックストアで買えるものに変えていいかもしれませんよね。野菜の栄養をキチンととれるのなら、毎日飲んでいるビタミンCの錠剤を止めてもいいかもしれません。
ちなみに、野菜をそのまま食べた時の価格よりも一般的な青汁のほうが、同じ栄養を安く得られるのは明らかです。
得られる効果と予算のバランスを考えながら、コスパの良さをチェックしてみてください。

青汁の選び方のコツ②おいしさ評価「毎日飲めるおいしさなのか?」

青汁は、昔と違って飲みやすいものが増えています。フルーツや糖分が多めのおいしい青汁もたくさんあります。
それには理由があって、毎日無理なく飲み続けられる味であるかどうかは、とても重要だからです。青汁を飲むことがストレスになってしまうと、健康に良いとはいえなくなってしまいます。ストレスは、万病の元ともいわれますから軽く考えてはいけません。
とはいえ、飲みやすさを優先するあまりに高カロリーになってしまうことには気を付けなければなりません。逆にローカロリーでも、人工甘味料(スクラロース・アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物など)で甘さを出しているものを飲み慣れると、強い甘さでなければ甘みを感じられなくなるというリスクがあります。
できれば、はちみつやオリゴ糖、糖アルコール(キシリトール、マルチトール、ソルビトール、エリスリトール、還元水飴など)で優しく甘みをつけたものを選ぶことをおすすめします。

青汁の選び方のコツ③品質「栄養や品質は安心できるのか?」

原材料の野菜の産地は国産か、農薬が使われていないか、国内工場品質管理されているか、野菜のほかにメリットのない添加物が含まれていないか、このあたりが主なチェックポイントになるでしょう。
例えば価格が安い青汁の場合、海外製というケースがあります。しかしながら実際の原材料の産地は大半が海外で、最終的に加工したのが国内であるものも、法律上は国産と表示できます。現在では人件費などの関係で、海外の畑で生産された原材料を使用している青汁は珍しくないでしょう。そんな中、品質管理をきちんと行っているメーカーの場合は、隠したりせずにきちんと産地を明確にしています。
公式ホームページでも産地などの情報が記載されていますので、ご自身でしっかりと確かめて安全・安心な青汁を選んでくださいね。

青汁から得られる効果は千差万別!

青汁を飲む目的は野菜を摂るためですが、人によって得られる効果は千差万別です。実際に青汁を飲み続けている人が何のために飲んでいるのか、どんな効果が期待できるのか、チェックしてみましょう。

青汁を飲み続けて期待できること①「快眠&お目覚めすっきり」

青汁を継続していて、「朝すっきり目覚めるられるようになった」「寝つきが良くなった」「熟睡して目が覚めることが減った」という人がいます。
野菜を食べていない人が、最も不足する栄養素のひとつが食物繊維です。良質な睡眠のためには栄養バランスの採れた食事や適度な運動が必要ですが、青汁を飲んで睡眠の質が上がると実感している人は、その理由に食物繊維をしっかりととれていることが挙げられるでしょう。
食物繊維には、腸内環境を改善する働きがあります。睡眠ホルモン「メラトニン」の生成には、腸内細菌の活発な働きが必要不可欠です。青汁の食物繊維が善玉菌の優勢な腸内環境をつくりだすことで、良質な睡眠につながるのです。

青汁を飲み続けて期待できること②「生活習慣病の予防」

青汁を飲み続けている理由には、血圧・血糖値・脂質代謝の数値が気になるからという声も目立ちます。実は、青汁が生活習慣病の予防に適した食事療法と考えられるという研究結果が、国内の大学院から報告されています。
実際に青汁習慣を継続している人には、「生活習慣病を予防するために飲んでいます」という人が多くを占めています。

青汁を飲み続けて期待できること③「お通じをサポート」

スムーズなお通じのために青汁を飲み続けている人はたくさんいます。女性の愛飲者は、ほぼそれを目的のひとつとしていっても過言ではないでしょう。
便秘が解消されると、たくさんの健康効果があります。便秘はダイエットの障害になりますので、解消することで身体のむくみが改善されますし、腸内が健やかになり代謝機能が高まります。代謝が活発になると、糖や脂肪が効率よくエネルギーに変換されるので、痩せやすい身体づくりに役立ちます。

青汁を飲み続けて期待できること④「美肌・美容のサポート」

近頃は腸活といって腸によい食事や運動、メンタルケアなどが、美容や健康に有効であることが広く知られています。腸活が進むと、肌荒れが改善され髪のツヤがよくなることも明らかになっています。身体の中から美しく在れるよう、美容や美肌のサポートを目的として、青汁を選ぶ人が増えています。

青汁を飲み続けて期待できること⑤「抗酸化作用によるインナーケア」

青汁の原材料となる野菜には、紫外線など自然界の脅威に抗うために植物に備わったフラボノイドやクロロフィルといったポリフェノールが含まれていますし、抗酸化ビタミンとよばれるビタミンA(β-カロテン)、ビタミンE、ビタミンCが豊富です。
抗酸化ビタミンの秘密は、高い抗酸化作用が期待できること。
抗酸化とは、酸化…つまりサビに抗うということです。悲しいことに人間の身体は、息をするだけでも酸化していく仕組み。一刻一刻と進むサビつきによる老化は、自然の摂理ですので、抗うのは容易なことではありません。
そんな身体の中からのサビつき・老化の防止のために闘ってくれるのが抗酸化物質です。
体内から老化を防ぐということは、動脈硬化や癌といった重篤な疾患の予防や、免疫機能の活性化にもつながります。
免疫力が高まると、若さや美しさの維持だけでなく、風邪やインフルエンザなどウイルス感染症の予防にも役立ちます。

青汁を飲むデメリットや副作用は?

余計な添加物などが含まれていないことを確認し、用法を守って青汁を飲んでいれば、副作用は特にありません
時々、青汁によくない評価を下している人がいますが、ほとんどが青汁の飲み過ぎが原因です。
青汁は豊富な野菜の影響がギュッと詰まっている健康食品ですが、手軽に飲めるからこそ飲み過ぎてしまう人がいます。1日3食に渡りたくさんの青汁を飲んだり、野菜を全く食べずに青汁だけで済ませたり、用法に反した利用をしていると体によくない影響を及ぼすこともあるでしょう。
青汁は、一度にたくさん飲んでも効果が出るものではありません。決められた量を、毎日継続して飲むことが効果につながるのです。

青汁を飲み続けた人の口コミをチェック!

青汁習慣を続けていると、どんな効果が得られるのでしょうか?実際に青汁を飲んで効果があったという人の声を集めてみました。
「健康のために飲んでいたけれど、便秘がちだったお通じがスムーズになりました」
朝起きて1杯のむと、1時間ほどでお通じがくるようになった」
目覚めがよい、肌のつやがよいという効果を実感しています」
「不規則な生活が続いていましたが、青汁を飲み始めて代謝が上がった気がします」
「抹茶オレのようにおいしいので、10代のわたしも母と一緒に飲んでいます」
「ストレスが多く、睡眠不足もあって肌にブツブツができていましたが、青汁を飲みだして肌のトーンが
るくなった
といわれます」
「1年以上飲み続けて、爪が折れにくくなったことを実感しています。お酒の後で飲むと、二日酔いにもならないですね。口臭予防にもいいです」

まとめ

青汁を飲み続けている人の声を集めてみると、お通じや、お肌の調子がよくなった!という声がとても多いことがわかりました。
青汁にギュギュッと備わった野菜のパワーが腸内環境を整え、インナーケアできているから、身体の中から健康な状態を維持できているのです。刻々と年齢を重ねても、普段と変わらず健康的でいられることも結果のひとつといえそうですね。青汁習慣を続けると、野菜が採れていないというストレスが解消されることにも意味はあるでしょう。
もしかすると、多少はプラシーボ効果があることも考えられます。しかしながらプラシーボ効果は無視できないもので、2016年にはベン・シャナン博士らのマウス研究によって脳の報酬中枢が関与している可能性があることがわかりました。効果を期待することによって、実際に免疫力が高まるということが立証されたのです。
感染予防、美肌、老化防止、生活習慣病の予防など、人によって青汁から得られる健康効果・美容効果はさまざまですが、何かしらのプラス効果が得られる青汁習慣を続けることは、間違いなくメリットになりますね。

関連記事