本当にモリンガ青汁っていいの?モリンガの効果と副作用とは

スーパーフードの1つ「モリンガ」は、健康・美容マニアに注目されている植物です。そんなモリンガを使用した青汁には、どのような効果があるのでしょうか。モリンガは、芸能人やインフルエンサーにも愛用者がいるため、気になっている方は多いことでしょう。そこで今回は、モリンガ青汁の効果や副作用、注意点について詳しくご紹介します。

モリンガとは

モリンガは、ワサビノキ属ワサビノキ科の落葉樹です。古くから民間の治療薬として用いられていました。現代では、インドの伝承医学「アーユルヴェーダ」でも用いられています。このことから、単なる健康・美容ケアができる植物とは言えないことがわかるのではないでしょうか。

それでは、モリンガの種類や歴史について詳しくみていきましょう。

種類

モリンガは全部で1種類のみです。ただし、種や葉、枝、根、花など、モリンガはほぼ全ての部分を使用できるため、このような意味では種類豊富な植物と言えるかもしれません。

モリンガの葉と花、熟れていない実、根は生で食べることが可能です。特に葉に多くの栄養が含まれており、食用だけではなく家畜の餌にも使用する場合があります。

また、熟した種子はフライパンで炒ることでナッツのような味わいになるので、ぜひ試してみてください。ちなみに、モリンガの種子からは、酸化しにくいベンオイルと呼ばれる植物油を抽出でき、ドレッシングのほか軟膏や潤滑油などに使用されています。

そのほか、肌にやさしく、高級化粧品にも使用されているなど、ベンオイルは食べて良し、塗って良しです。

歴史

モリンガは、古代エジプトの香水「キフィー」に含まれていました。そのほか、病気を治す植物と信じられ、エジプトのほかインドやアジア各国、アフリカなどでも重宝されていたといわれています。

産地

モリンガの原産地は、インド・ヒマラヤとされています。また、土壌環境や水質に問題がある地域にも自生できるため、生命力が強い植物と言えるでしょう。現代では日本の九州・沖縄地方でも栽培されており、青汁やお茶、美容用品などに幅広く用いられています。

モリンガの特徴と栄養成分

スーパーフードと呼ばれるモリンガには、タンパク質やビタミンA・B1・B2・C、カルシウム、鉄分、食物繊維などがバランスよく含まれています。

単に、栄養バランスが優れた植物なら他にもあります。モリンガの優れた点は、それぞれの栄養量が非常に多いことです。例えば、ビタミンCはオレンジに多く含まれていますが、モリンガにはさらに多くのビタミンCが含まれています。

また、鉄はほうれん草よりも多く、カリウムはバナナよりも多いのです。これらの栄養素は日本人が不足しがちとされているため、モリンガを意識的に摂りたいところでしょう。

それでは、モリンガに含まれる栄耀成分について詳しくみていきましょう。

46種類の抗酸化成分

モリンガには、90種類以上もの栄養が含まれており、そのうち46種が抗酸化成分です。抗酸化成分は、細胞の酸化を抑えることで、肌トラブルを防いだり老化を遅らせたりします。ストレスや風邪、激しい運動など、さまざまな原因で酸化が促されるため、生活が乱れがちな人は意識的に摂ることが大切です。

カルシウム

カルシウムは、歯や骨の材料です。不足すると骨がもろくなったり、イライラしがちになったりします。牛乳やヨーグルト、チーズ、ほうれん草などに多く含まれており、これらの食材が苦手な人は不足しがちです。

タンパク質

タンパク質は、肌や髪、爪などを形作る成分です。不足すると肌の生まれ変わりのサイクルが遅れて肌トラブルが起こりやすくなったり、髪のボリュームが失われたりします。肉や魚に多く含まれているため、ダイエットでこれらの食材を過度に避けると不足してしまいます。

ビタミンA

ビタミンAは、皮膚や粘膜の健康を保つ栄養素で、トマトやほうれん草に多く含まれています。強い抗酸化作用を持つため、美肌ケアやアンチエイジングを心がける方は意識的に摂りたい栄養素です。

ビタミンB1・B2

ビタミンB1は糖質の代謝に、ビタミンB2は脂質の代謝に関わる成分です。糖質と脂質はエネルギー源のため、代謝が悪くなると疲労感が起こりやすくなります。また、代謝しきれずに余った糖質と脂質は中性脂肪に変わって身体に蓄積されます。体型維持を意識する人は、ビタミンB1・B2を不足させないことが大切です。

ビタミンC

ビタミンCは、モリンガに含まれる46種類の抗酸化成分の1つです。シミを防ぐ化粧品にも添加されているなど、その強い抗酸化作用が注目されています。

食物繊維

モリンガには、食物繊維も豊富に含まれています。食物繊維は、植物を形作る繊維のことで、人の肌で言うところのタンパク質に相当します。葉、根、花、茎など、すべて食用にできるモリンガは、食物繊維を摂りやすい植物と言えるでしょう。

鉄分

鉄分は、全身に酸素を運ぶ血液中のヘモグロビンの材料です。不足すると全身の細胞が酸素不足になり、立ちくらみやめまいなどの症状が現れます。鉄分は、食事から吸収されにくい成分のため、モリンガ青汁のような健康食品から意識的に摂ることが大切です。

ほかの青汁とモリンガ青汁はどうちがうの?

さまざまな種類の青汁が広く販売されていますが、あえてモリンガ青汁を選ぶ必要はあるのか気になる方が多いのではないでしょうか。ほかの青汁とモリンガ青汁の違いについて、詳しくみていきましょう。

種類豊富な栄養をとれる

モリンガはスーパーフードと呼ばれるほどに、さまざまな栄養が豊富に含まれています。ほかの青汁にも多くの栄養が含まれていますが、90種類もの栄養が含まれている青汁はほとんどありません。

抗がん作用が期待できる

モリンガには、抗がん作用があるといわれています。青汁の原料でほかに抗がん作用があるといわれるのはブロッコリーです。モリンガとブロッコリーのどちらの方が強い抗がん作用があるかは不明ですが、モリンガには栄養が豊富に含まれていることから、モリンガ青汁の方がおすすめです。

美肌ケアの効果が高い

モリンガ青汁には、46種類もの抗酸化成分が含まれているため、ほかの青汁よりも美肌ケア効果が高いと言えます。最近、肌が荒れがちになってきた方は、モリンガ青汁を試してみてはいかがでしょうか。

炎症を抑える働きがある

モリンガの葉と根には、炎症を抑える働きがあることが報告されています。肌の赤みやかゆみなどがある方がモリンガ青汁を飲むと、炎症が抑えられて症状が改善するかもしれません。

生活習慣病の予防効果が期待できる

生活習慣病には、ストレスや紫外線、喫煙などで増加する「活性酸素」が関係しているといわれています。モリンガには46種類の抗酸化成分が含まれているため、生活習慣病のリスクを下げる効果が期待できます。

さらに、血圧や中性脂肪、悪玉コレステロールの値を下げる作用もあるなど、生活習慣が乱れがちな人は積極的に摂りたい植物です。モリンガ青汁なら、モリンガを継続的に摂れます。

便通の改善効果が高い

便通の改善には、食物繊維が欠かせません。食物繊維は便を形成するために必要なため、毎日の食事で摂る必要があります。ここで注意したいのは、食物繊維には「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」があり、それぞれバランスよく摂る必要があることです。

いずれかに偏ってしまうと、便通は改善しません。モリンガ青汁には、水溶性食物繊維と不要性食物繊維の両方が含まれているため、便通の改善効果が高いと言えます。

モリンガの副作用や注意すべき点とは

モリンガ青汁を始めるとき、副作用や注意点について確認しておくことが大切です。モリンガは、むやみに摂ればよいわけではありません。モリンガ青汁の副作用や注意点について詳しくみていきましょう。

過剰摂取すると栄養過多になりやすい

モリンガは栄養を豊富に含むため、摂りすぎると栄養過多になる恐れがあります。ビタミンCのように身体に蓄積されにくい栄養は、多少摂りすぎても健康を害する心配はありません。しかし、身体に溜め込まれやすいビタミンAのような脂溶性ビタミンは、摂りすぎると何らかの症状が現れる可能性があります。
モリンガ青汁を飲む場合も同様に、1日の目安量を守りましょう。

あくまでも食事のサポートとして取り入れる

モリンガは栄養を豊富に含む植物ですが、モリンガ青汁を飲めば食事を摂らなくてもよいわけではありません。モリンガに含まれておらず、身体の機能維持に必要な栄養は多数存在します。

あくまでも、食事のサポートとしてモリンガ青汁を取り入れましょう。

摂れば病気を絶対に防げるわけではない

モリンガは、古代エジプトやインドで治療に使われていた植物です。しかし、モリンガを摂れば病気が治ったり、病気を絶対に防げたりするわけではありません。身体に異常が起きたときは、必ず医師に相談しましょう。

また、規則正しい生活をベースとして、健康な身体づくりを意識することが大切です。

妊娠中・授乳中は飲む前に医師に相談する

妊娠中・授乳中にモリンガ青汁を飲む場合は、事前に医師に相談しましょう。モリンガ青汁には栄養が豊富に含まれているため、身体の状態次第では合わない場合があります。基本的に、妊娠中・授乳中に飲んでも問題はないとされていますが、念のため相談することが大切です。

モリンガのよくある質問

モリンガは、まだまだ日本に浸透していないため、さまざまな疑問が思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか。ここでは、モリンガに関するよくある質問にお答えします。

スーパーフードって何ですか?

スーパーフードに定義はありませんが、一般的には「有効成分を特に多く含む食品」を指します。ごく少量の摂取で人が摂るべき多くの栄養をカバーできるため、健康・美容を意識する方は積極的に活用したい食材です。

モリンガと相性のよい食材はありますか?

モリンガと相性がよい食材は、タンパク質を多く含む肉や魚、大豆、ナッツ類などです。モリンガにもタンパク質が含まれているものの、ビタミンやミネラルと比べて含有量は控えめです。タンパク質を多く含む食材と組み合わせることで、栄養バランスがさらに整います。

モリンガの青汁をあえて選ぶメリットは?

モリンガの青汁を選ぶメリットは、他の青汁よりも多くの栄養が含まれているため、生活習慣が乱れがちな方におすすめです。他の青汁では体調が整わなくても、モリンガ青汁を飲むと整う可能性もあります。

また、少量で多くの栄養を摂れるため、コストパフォーマンスに優れていると言えます。

まとめ

スーパーフードのモリンガは、青汁から手軽に摂れます。モリンガには、90種類もの栄養が豊富に含まれているため、栄養バランスが崩れがちな方に特におすすめです。モリンガは、青汁に限らず、サプリやお茶などとして販売されています。モリンガ青汁は、ヨーグルトに混ぜたりフルーツとスムージーにしたりと、さまざまなアレンジができるため、長く続けやすいでしょう。

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