【オーガニックの青汁5選】意外と少ないオーガニック青汁

日々の食生活で、健康に気を使ってなるべく野菜を摂ろうと思っても、実際はなかなか食べることが難しく、栄養が偏った食生活になりがちです。

野菜嫌いなお子様だと健康のことを思って野菜多めに作っても食べてくれず、残したり捨てたりして日々のご飯作りにも疲れが出てきます。

そこで、普段の食事では1日の野菜摂取目標量に達することが難しい方に青汁を飲むことで野菜の栄養成分を補うことができるのでおすすめします。

ただ、毎日飲み続けること、家族や子供にも飲ませることを考えると少しでも無農薬、無添加、有機栽培などオーガニックにこだわった青汁を飲みたいと思えてきませんか?

どの青汁がいいのか、選ぶにはどこを見たらいいのかを詳しくご紹介します。
オーガニックで作られたおすすめの青汁も5つご紹介しますので、是非、読んでくださいね。

オーガニックって無農薬のこと?オーガニックについて

オーガニックと聞くと農薬が使われていなくて自然のものというイメージか、もしくは実際はよくわからないという人も。
オーガニックを日本語に訳すと「有機の」という意味です。
化学的な農薬や肥料を使わずに、自然由来の肥料などを使って育てられたもののことをオーガニックと言います。

また、「3年間農薬や化学肥料を使っていない土地を使うこと」
「遺伝子組み換え原材料はしようしないこと」
といった各種条件があります。
これらは、世界共通となっています。

オーガニックの青汁とオーガニックではない青汁の違いは?

先ほど、オーガニックの直訳は「有機の」という意味とご紹介しました。
オーガニックは有機栽培で化学的な農薬や肥料を使っていないという指標で青汁のパッケージに記載されています。

オーガニックではない青汁は、危険なのかというと必ずしも危険というわけではありませんが原料の野菜を多く収穫し、虫などの混入も極力防ぐという意味で農薬や肥料を使っているメーカーもあります。

ただし、気に入った青汁を長く飲み続けたり、子供や家族にも飲ませたいと思う場合、やはりオーガニックの青汁を選びたいところです。

そこで、気になる場合はパッケージにオーガニックや有機栽培、無農薬など記載されたものを購入しましょう。

オーガニックを見分けるにはマークを見ればいい?

オーガニックで作られたもので基準を満たしているものであればマークがついています。
ただし、マークは世界共通ではなく、国々によってさまざまな基準があります。

なぜなら、国によって気候や土壌が違うため使用できる農薬が変わってくるからです。

国々によっても基準は設けられていても、食品規格は存在します。
「CODEX(コーデックス)」です。

CODEXは「食品規格」という意味でラテン語のコーデックス・アリメンタリウス(Codex Alimentarius)を省略したもので、コーデックス規格と呼ばれています。

CODEXは1962年EAO(国連食糧農業機関)とWHO(世界保健機関)が協力して作られた食品規格委員会(コーデックス委員会)で現在は日本を含む187ヶ国とEUが加盟しています。

歴史は古く、13~15世紀のヨーロッパから始まりました。
その頃のヨーロッパは、立地的に様々な国との往来が可能なため、他国からの食品のやりとりがあったのですが、食中毒など衛生面での問題が多発していました。
そこで、複数の国が集まり話し合いの結果食品規格を作るようになったのです。
この当時の食品規格がCODEXの発端となりました。

今は、衛生管理・添加物・残留物の基準値など細かに規定されていますが、当時は麦など単体の食品に関わる規定を決めるのが目的でした。

CODEXは現在、200品目にまで広がり、様々な食品に規定を決められています。
例えば「水」です。水は「ナチュラルミネラルウォーター」と「容器に入った飲料水」でナチュラルミネラルウォーターはフィルターを通さずそのまま汲み取られた水ですが、細菌などは厳しくチェックされています。
容器に入った飲料水はフィルターを通した水で産地を明確にしたものがあれば、産地を記載していないものの2つに分けるように定められています。

決めている規定の1つとして「遺伝子組み換えの食品ではないこと」が条件とされていて、日本を含め加盟している国はオーガニックとして認定されています。

日本のオーガニックは?

日本のオーガニックのマークは農林水産省が認可している「有機JASマーク」です。
有機JASマークは、太陽・雲・植物をイメージしてマークが制作されました。
ちなみに、他の国々でオーガニックとして認められたものが日本に輸入された場合は、有機JASマークをつけて販売するようになっています。

JASマークは、農薬や肥料は化学的な物を使わずに自然のチカラで栽培された食品にのみつけることが許されています。
有機農産物・有機加工食品・有機飼料・有機畜産物の4種類に有機JASマークがついています。

アメリカのオーガニックは?

アメリカでは、米国農務省が管轄していて「USDA Organic」マークがついています。
マークをつけるには、95%以上の有機原料を使わなければつけることができません。

100%有機原料で作られた場合は「100 percent organic」と表示やマークをつけることができます。

95%以上の場合は「Organic」と商品にオーガニックマークをつけることが可能です。

70%以上95%未満は商品にUSDA認証マークをつけることができません。
ただし、3種類以内であればオーガニックの原料名を表示することは可能です。

70%未満の場合は、USDA認証マークをつけることはもちろんのことオーガニックとパッケージにも表示もできません。
ただし、原材料名にオーガニックと記載することはできます。
例えば、原材料名:豆、オーガニックトマトなどです。

アメリカの場合は日本と比べて有機原料のパーセンテージでここまで表記が変わってきます。
もし、輸入食品店を訪れた際にはパッケージに注目して見てみるのもいいですよ。

アメリカから輸入されるものとして、アーモンドミルク・ナッツ類・穀物類に記載されていることが多くなっています。

フランスのオーガニックは?

フランスでは「ECOCERT(エコサート)」マークが記載されています。
ECOCERTはフランスにあるトゥールーズを本部に置き、活動を広げている世界最大十の規模を誇る国際有機認証機関です。

1991年に設立し、今では世界各国26ヶ所に事務所を設立しています。
158ヶ国で農産物、加工食品、畜産物、化粧品、綿やその他色々なものに有機認証をしています。

企業としては、Aveda、Kiehl’s、Nuxe、Kora、Origins、L’Oreal、Clarinsと名の知れた企業が加盟しており、私たちのような消費者から企業、政府関係者まで信頼と実績を得て今に至ります。

青汁のオーガニック製品を購入するときに見分ける方法は?

一番は有機JASマークがついている青汁を選ぶことです。
次に有機JASマークがなく、オーガニックと記載されているものは、書かれていない青汁よりも安全性が高く作られています。

青汁を含めて安全な食品は、異物混入などの物理的な危険、細菌などの生物的な危険、農薬や貴金属などの化学的な危険要因を一定水準以下に抑えられています。

オーガニックは、田んぼや畑で使うものから肥料、土にまで化学的な物質を使わずに育てているため、他のオーガニックと記載されている青汁や食品に比べて化学的な物質を身体の中に入れるリスクは低くなっているのです。

ただし、必ずしも化学的な物質がゼロというわけではなく、オーガニックと書かれていない青汁や食品と比べて安全度が高いということになっています。

オーガニックの青汁おすすめ5選

オーガニックの青汁おすすめを5つご紹介します。

【プロスペリティ 国産有機青汁 四重奏】

青汁の特徴

  • 有機栽培で添加物無添加
  • 有機JASマーク取得で安心安全
  • 4種類の国産青汁
  • 原産地記載

詳細

  • 1箱30袋入り
  • 3,065円(税込)送料550円(税込)購入金額が10,800円(税込)以上の場合、送料無料
  • 1袋あたり約100円

原材料

  • 有機大麦若葉(大分県)
  • 有機ケール(大分県)
  • 有機桑の葉(島根県)
  • 有機ハト麦若葉(島根県)

栄養成分(1袋3gあたり)

  • 食物繊維:1.48g
  • カルシウム:41㎎
  • カリウム:150.2㎎
  • 鉄:0.23㎎
  • 亜鉛:0.05㎎
  • マグネシウム:9.1㎎
  • ビタミンC:1.5㎎
  • ビタミンE:0.12㎎
  • 葉酸:5㎍
  • βカロテン:171.7㎍
  • カフェイン:0㎎

【ユニマットリケン 有機栽培の青汁】

青汁の特徴

  • 有機栽培で作られた青汁
  • 有機JASマーク取得で安心安全
  • 原料は国産大麦若葉のみ
  • 保存料、香料、着色料など無添加

詳細

  • 1箱60袋入り
  • 1袋3g

原材料

  • 有機大麦若葉末

栄養成分(1袋3gあたり)

エネルギー:8.40㎉
鉄:0.31㎎
タンパク質:0.67g
亜鉛:0.10㎎
脂質:0.14g
βカロテン:197.10㎍
糖質:0.46g
食物繊維:1.34g
ビタミンB1:0.02㎎
ビタミンC:0.66㎎
ビタミンE:0.19㎎
ビタミンK:78.30㎍
ナトリウム:2.37㎎
カルシウム:12.00㎎
マグネシウム:4.83㎎
カリウム:94.50㎎
葉酸:16.50㎍
総クロロフィル:16.71g

【河村農園 有機栽培 青汁ミックス】

青汁の特徴

  • 有機農法で栽培
  • よくあるオリゴ糖やデキストリンなど不使用で完全無添加
  • すべて国産野菜を使用
  • 産地は大分県・島根県・三重県
  • 大麦若葉とケールは栄養が豊富な冬の時期に栽培して収穫
  • 有機JASマーク取得で安心安全

詳細

  • 1セット30袋入り
  • 1袋3g

原材料名

  • 有機大麦若葉(大分県産)
  • 有機緑茶(三重県・大分県産)
  • 有機ケール(大分県産)
  • 有機桑の葉(島根県産)

【伊藤忠株式会社 7種の有機栽培 オーガニック青汁】

青汁の特徴

  • 有機素材にこだわり青汁の野菜は国産の有機野菜5種類を使用
  • 有機JASマーク取得で安心安全
  • 有機アガベシロップと有機黒糖が加わり、ほのかな甘さで飲みやすい仕上がり

詳細

  • 1箱30袋入り
  • 1袋2g

原材料

  • 有機桑葉(国産)
  • 有機大麦若葉
  • 有機抹茶
  • 有機ハトムギ若葉末
  • 有機ケール末
  • でんぷん
  • 有機アガベシロップ(有機ブルーアガベ・有機マルトデキストリン)
  • 有機黒糖

【美人通販 オーガニックフルーツ青汁】

青汁の特徴

  • 有機栽培で作られた大麦若葉・明日葉・桑の葉を使用
  • 有機JASマーク取得で安心安全
  • 青汁を温めても飲むことが出来るので冬の寒い時期にも
  • 食物繊維は水溶性と不溶性の2種類入り
  • モンドセレクション受賞
  • オーガニック青汁ランキング1位取得(※LANP株式会社調べ2017/4~2017/6集計)
  • 実感度95.4%(※リピート率LANP株式会社調べ2017/5~2017/7集計)
  • 原産国を記載

詳細

  • 1箱30袋入り
  • 初回限定540円・2回目以降3,960円

原材料

  • 有機大麦若葉:原産国ニュージーランド
  • 有機タピオカ澱粉:原産国タイ
  • 有機桑の葉末:原産国日本
  • 有機明日葉末:原産国インドネシア
  • 有機抹茶:原産国日本(京都府)
  • 乳酸菌生産物質(大豆、とうもろこし):原産国アメリカ・日本
  • フルーツ野菜エキス:ぶどう、トマト、人参、ビルベリー、茶葉、グレープフルーツ、小 麦麦芽、パパイヤ、パイナップル、いちご、りんご、アプリコット、さくらんぼ、オレン ジ、ブラックカラント、ブロッコリー、キャベツ、玉ねぎ、にんにく、オリーブ、きゅう り、アスパラガス:原産国EU
  • 野草発酵エキス:オリゴ糖、砂糖、てんさい糖、よもぎ、その他:原産国日本
  • 安定剤(グァーガム):原産国パキスタン
    (一部に小麦、オレンジ、りんご、大豆、やまいもを含む)

青汁のオーガニックは科学的な農薬、化学肥料を使わず土壌もこだわって作られている

毎日飲み続ける青汁も人工的に作られた農薬や肥料を使って野菜を作られたものを身体の中に入れるのは抵抗を感じます。

大事なお子様や家族の健康を考えるなら、野菜不足を補うことができる青汁にもオーガニックで作られたものを購入して飲みづつけたいものです。

オーガニック青汁のおすすめ5つご紹介しました。
5つ共に有機JASマーク取得している青汁を厳選しましたので、是非、気になる青汁があれば試してみてください。

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