【機能性表示食品の青汁5選】機能性表示食品の青汁をあえて選ぶ理由も解説

体の生理的機能に影響するなどの表示ができる食品は「特定保健用食品」と「栄養機能食品」の2種類のみでした。

そこで機能性をさらにわかりやすく表示し、消費者の私たちがもっとたくさんの商品から選択肢が広がるよう「機能性表示食品」が平成25年に追加されます。

今回は、この機能性食品の青汁の効能や通常の青汁との違いについてご紹介。

より効果が実感できる青汁を探していた方にとって見逃せない情報が満載ですよ。

機能性表示食品とは?

「機能性食表示食品」とは、国の定めるルールに基づき、事業者(企業・団体)が食品の機能性に関する科学的根拠と安全性に関する書類を消費者庁長官に届出しているもののこと。

通常の健康食品と違ってパッケージに、食品の持つ効果や機能表示することが可能です。

機能性表示食品は「特定保健用食品」とは違い、専用マークはありません。

届出をした事業者は、科学的根拠など届出内容の情報開示が義務づけられ、消費者はインターネットなどで確認することができます。

現在認可されている機能性表示食品の数は2,744食品、実際に販売されている数は1,367食品となります。また機能性に関しては以下の領域で表示が認可されています。(2020円5月14日時点)

目、関節、精神的ストレス、身体疲労、記憶力、体温、肝臓、筋肉、腰

機能性表示食品の位置付け

保健機能食品の中で一番新しい食品

保健機能食品は、栄養機能食品、特定保健用食品、機能性表示食品の3種類にわかれます。
前項でもお伝えした通り、機能性食品はこの3種類の中でも一番新しいジャンルとなります。

これらの食品は何が違うのでしょうか?
その違いについて、以下で順番に解説します。

栄養機能食品

栄養機能食品は、ビタミンやミネラルなどの指定の栄養成分が基準量含まれた食品のこと。
高齢化や食生活の乱れにより、通常の食事が難しい場合に栄養機能食品で足りない栄養素を補給します。


機能の表示が可能な栄養成分

脂肪酸n-3系脂肪酸
ミネラル亜鉛、カリウム、カルシウム、鉄、銅、マグネシウム
ビタミンナイアシン、パントテン酸、ビオチン、ビタミンA、B1、B2、B6、B12、C、D、E、K、葉酸

特定保健用食品

「トクホ」の愛称で知られている特定保健用食品は、人間の生理学的機能等に影響与える成分(関与成分)を有するものを指します。

とくに生活習慣病との境界線上の人が対象とされ、食生活を改善し、健康維持に寄与する食品といえるでしょう。

特定保健用食品を表示するには消費者庁長官直々の許可が必要となり、有効性の証として査読付きの研究雑誌に掲載される事が必要条件となります。

現在までに以下のような保健機能の表示が許可されています。
⚫︎血糖・血圧・血中のコレステロールなどを正常に保つことを助ける
⚫︎おなかの調子を整える
⚫︎骨の健康に役立つ

機能性表示食品

今回の主役となる、機能性表示食品は2015年に機能性表示食品に仲間入りした新しい食品です。

サプリメント形状の加工食品や、その他加工食品、生鮮食品など幅広いジャンルの食品が対象となるのが特徴です。

特定保健用食品と同様に保健機能を表示することができますが、消費者庁長官直々の審査や許可も必要ありません。

科学的根拠や安全性等の情報を事業者の責任で消費者庁へ届出をすれば機能性表示食品と表示することが可能です。
届出の内容は消費者庁のウェブサイトで確認でき、機能性は下記の1または2により評価されます。

≪安全性や機能性の評価≫

1.安全性の評価

  • 今まで広く食べられていたかどうかの食経験
  • 安全性に関する既存情報の調査
  • 動物やヒトを用いての安全性試験の実施

上記のいずれかによって評価され、医薬品との相互作用などについても評価されます。

2.機能性の評価

  • 最終製品を用いた臨床試験
  • 最終製品又は機能性関与成分に関する文献調査(研究レビュー)
区分手続き備考
栄養機能食品なし対象成分が限定されている
特定保健用食品承認許可制許可手続きに時間と費用が必要
機能性表示食品販売60日前までに届け出が必要事業所の責任において機能性を表示できる

通常の青汁との違い

通常の青汁は健康食品や栄養補助食品に分類されるため、体の生理的機能に影響を与える表示はできません。
また科学的根拠や安全性に関する情報の届け出がされていないので、効能や効果については、自分で情報を集め商品を見極める必要があります。

体の構造や機能に影響する表示をできるのは医薬品と医薬部外品、特別用途食品、特定保健用食品、栄養機能食品、機能性表示食品のみとなります。

それ以外は全て食品となり、通常の青汁も健康食品=食品に分類されます。

青汁を飲むに当たって、科学的な根拠がほしい方は保健機能食品に含まれる青汁の方が適しているといえるでしょう。

機能性表示食品と認められるまで

機能性表示食品は、商品の販売60日前までに消費者庁長官への届け出が必要となります。

届出には最終製品を用いた臨床試験もしくは最終製品又は機能性関与成分に関する研究レビューの資料(システマティックレビュー)の提出が義務付けられています。

先ほど消費者庁長官の審査や許可は必要ないとお伝えしましたが、届出の場合でも膨大な書類が必要となり、すべての要件を満たし提出に至るまではかなりの難関を突破しなければなりません。

また科学的根拠を立証するには研究費用もそれなりにかかるため、ある程度の経済力が必要となります。

実際のところ、食糞分析開発センターの「機能性表示食品制度の有する意義とその問題点」によると、機能性表示食品の制度を発足してすぐに100件以上の申請があったようですが、登録が認められた商品は2桁にも満たなかったそうです。

届出制といっても、実際には審査や許可と変わらないといえるでしょう。

研究レビュー(システマティックレビュー)の資料作成手順

①リサーチクエスチョンの設定  ⇒
②レビューワーの選定      ⇒ 原則として2名以上
③選択基準及び除外基準の設定
④レビュープロトコルの作成
⑤検索式の設定
⑥検索の実施
⑦個々の論文の評価
⑧各論文からのデータ抽出
⑨エビデンス総体の評価
⑩SRの結果と表示しようとする機能性の関連性に関する評価

機能性表示食品を選ぶメリット・デメリット

実際に商品を選ぶ際に機能性表示食品であれば、メリットやデメリットはあるのでしょうか?
以下で、それぞれのメリット・デメリットについてご紹介します。

デメリット

科学的根拠などに関する情報は自分で確認する必要がある

機能性表示食品の科学的根拠や安全性については、消費者庁の公式ホームページから自分で情報を確認しなければなりません。

情報が記載されているページには、届出番号や臨床試験データなどが表示されています。

少し手間がかかりますが、製品情報を把握するためにも、届出の内容までしっかりと確認しておきましょう。

自己責任である

機能性表示食品は、特定保健用食品とは異なり国が審査を行っていません。

また特定保健用食品の方がメーカー側が自費で負担する動物試験やヒト試験が多く、許可を得るハードルが高くなります。

機能性表示食品の製造元である事業所は商品の素晴らしさについて、たくさん述べることができますが、ごく稀に商品に含まれる有用成分が体質に合わない方もいるのは事実です。

商品を購入し摂取する行為は、自己責任であることをしっかり認識しておいた方が良いでしょう。

メリット

消費者にとって信頼できる

許可が下りるまでに相当な手間や費用がかかる機能性表示食品は、事業所の熱い思いがなければ実現しません。
また科学的根拠を立証するだけの研究費用などが必要となるため、ある程度大手メーカーの商品となる傾向にあります。

そのため、私たち消費者にとっては比較的信頼できる商品といえるでしょう。

用途に合わせて選びやすい

体の生理機能が正常に行われず悩んでいる方にとって、科学的根拠に関する情報が開示されている機能性表示食品は大きな味方となってくれます。

通常の健康食品であれば、このような情報や表示がないため、どの商品を選べば良いかわからなくなることも少なくありません。

しかし機能性表示食品のように「おなかの調子を整えます」や「脂肪の吸収をおだやかにします」などの記載があると、合理的に悩みが解消しやすくなります。

機能性表示食品の青汁5選

森永製菓 おいしい青汁

そのまま飲めるパックタイプ。果汁配合でおいしいくスッキリ

粉末でも冷凍でもない、パックタイプの青汁です。
水分に溶かしたり、解凍する手間なくそのまま飲めるので非常に便利です。
ケールや明日葉のスーパーフードに、にんじん、ブロッコリー、青紫蘇、セロリ、クレソン、キャベツ、パセリと数多くの緑黄色野菜を配合。

りんご果汁が配合されているため、飲みやすさも抜群です。
機能性関与成分である難消化性デキストリン(食物繊維)がお腹の調子を整え、糖の吸収を穏やかにしてくれます。

ミル総本社 シェイプライフ青汁

ぽっこりお腹が気になる方にオススメ!葛の葉由来イソフラボン配合

肥満気味な方の体重やお腹の脂肪を減らす助ける作用がある、葛の葉由来イソフラボンを配合した青汁です。
主原料のケールに、サツマイモの葉・茎である甘藷若葉、還元麦芽糖、GABA発酵粉末を配合。
甘藷若葉はあまり知られていませんが、タンパク質・ビタミン類・ミネラルが豊富に含まれるため、韓国や東南アジアでスーパーフードとして注目を浴びています。
抹茶風味の味わいで飲みやすく、青汁初心者にもおススメです。

ミル総本社 フィットライフ青汁

食後の血糖値が気になる方に。クセがなく飲みやすい

こちらは同じミル総本社の、機能性関与成分として難消化性デキストリン(食物繊維)が配合された青汁です。
難消化性デキストリン(食物繊維)には、摂取した糖に働き、食後の血糖値の上昇を抑制する作用が報告されています。

青汁の主原料は大麦若葉、ボタンボウフウ(長命草)が使用され、GABA発酵乳末を配合。
クセのないさっぱりとした味わいで食事中の飲み物にもオススメです。

大正製薬 コレスケア キトサン青汁

コレステロール値が気になる方に!キトサン配合の粉末青汁

コレステロールの吸収を抑え、LDL (悪玉)コレステロールを低下させる作用があるキトサンを配合した青汁です。
主原料は農薬を一切使わずに栽培された九州産有機大麦若葉を使用。

超微粉砕法と顆粒加工により、水に溶かしてもダマにならず、粉っぽさが気になりません。
こちらも抹茶風味のさっぱりした味わいでお茶感覚で飲めます。

新日本製薬 Wの健康青汁

GABA配合!体脂肪・血中中性脂肪・血圧が気になる方に

血中中性脂肪の減少をサポートする「エラグ酸」と、血圧を下げる機能を持つ「GABA(ギャバ)」を配合した青汁です。

大麦若葉、明日葉、桑の葉などの3種類ものスーパーフードに玉ねぎエキスを配合。さらに乳酸菌とビフィズス菌を配合し毎日のスッキリもサポートします。

生活習慣や肥満が気になる方に一押しの商品です。

効果をより実感したいなら機能性表示食品の青汁

機能性表示食品の許可の難しさについて、おわかりいただけたでしょうか。

明確に解消したい悩みがある場合、機能性表示食品を選ぶと商品選びの手間がかからず便利です。

ただし機能性表示食品を摂取したからといって、すべての悩みが解決するとは限りません。

消費者庁のウェブサイトに表示されている臨床データも、規則正しい生活のもと継続摂取して得られた結果によるものです。

まずは健康的な食生活や生活習慣を意識し、機能性表示食品はサポート役として取り入れるようにしましょう。

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