青汁でニキビは改善できる?インナーケアで理想の美肌を手に入れよう

肌のお手入れを毎日頑張っていても、気づくと顔や体にできてしまうニキビ。思春期だけではなく大人になってからも悩む方が多い、代表的な皮膚のお悩みの一つです。皮膚だけの問題と思われがちですが、意外と体内環境の乱れが原因のことも多いのです。

ニキビ対策のインナーケアとしておすすめなのが青汁です。青汁のどんな特徴がニキビ改善につながるのでしょうか?ここではニキビ対策における青汁のメリットと選び方、合わせて取り入れたい対処法までご紹介します!

ニキビの種類とメカニズム

ニキビといっても、さまざまな種類があります。種類によって対処法も異なり、栄養バランスの見直しだけで改善できる場合もあれば、難しいこともあります。まずはニキビの種類と発生するメカニズムについて知っておきましょう。

ニキビの種類

ニキビには大きく分けて「思春期ニキビ」と「大人ニキビ」があります。10代の思春期の頃にできるのが「思春期ニキビ」で、大人になってからできるニキビが「大人ニキビ」です。どちらもホルモン分泌が関係していますが、とくに大人ニキビはホルモンバランスが乱れたときや、生理前にとできやすい特徴があります。

思春期の頃のニキビは20代になると次第に改善することがほとんどですが、厄介なのは大人ニキビの方です。繰り返しできることが多く、なかなかスキンケアだけで改善するのは難しいことも多いしつこい存在です。

また、ニキビには「白ニキビ」「赤ニキビ」などがあります。白ニキビは毛穴に皮脂が詰まった状態ですが、赤ニキビとなると細菌の繁殖による炎症が伴います。炎症が強い場合や、クレーター状にまで進んでいると、そもそも食事や生活習慣だけで改善することは難しくなります。そこまで進行する前に、ニキビになりにくい肌状態を目指すことが大事です。

ニキビができるメカニズム

毛穴のつまりと皮脂の分泌がニキビを起こす始まりです。皮脂は本来であれば汗と一緒に毛穴から排出されますが、毛穴が過剰な皮脂や古くなった角質で詰まってしまうと皮脂が詰まってしまいます。

この毛穴に皮脂が詰まった状態はニキビの原因菌である「アクネ菌」の格好の住処です。アクネ菌の温床となると白ニキビが発生し、菌が出す物質によって炎症が起きると赤ニキビに進行します。ニキビができ始める前から、体の内側の状態を整えておくことがニキビの悪化を防ぐ上でも大切です。

また、ニキビ跡になって目立つのは色素沈着が原因になります。色素沈着は紫外線によって生じるため、ニキビ跡を防ぐにはニキビができた段階から紫外線ダメージを防ぐことが大事です。

ニキビの原因と体内環境の関係

ニキビは皮膚だけの問題ではなく、体の内側の問題が目に見えて現れたサインといっても過言ではありません。根本的な改善を目指すならばスキンケアだけでは不十分で、内側からのケアを行うことも必要です。ニキビと体内環境にはどんな関係があるのでしょうか。

ニキビの主な原因

ニキビの原因は「皮脂の過剰分泌」と「皮膚のターンオーバーの乱れ」です。いずれも体の内側とも関係しています。

もともと体質的に皮脂が多い人もいますが、肌の乾燥と食生活の影響が原因のことがほとんどです。皮脂は本来うるおいを閉じ込めるベールとしての役目がありますが、洗顔などで過剰に皮脂を落としてしまうと、乾燥をカバーするため皮脂の分泌を促してしまいます。また、甘いものの食べ過ぎや脂肪分の摂り過ぎも皮脂の分泌を促します。

加齢や紫外線、また栄養バランスの悪さなどが原因で、皮膚のターンオーバーが乱れることもニキビの原因になります。十分な栄養が肌まで十分に行き届いていないと、ニキビができやすい状態に。忙しくて食事が十分にとれていない、疲れたときにニキビができるという方は、栄養バランスの偏りが原因かもしれません。

腸内環境の乱れとニキビ

ニキビと腸内環境にも関係があります。腸内環境が乱れて悪い毒素や老廃物が溜まってしまうと、腸から吸収されて血液を通り、最終的に皮膚まで届きます。その皮膚で毒素が悪さをすると、ニキビや吹き出物、肌荒れにつながります。

例えば、次のような方は腸内環境の乱れに注意が必要です。

  • 野菜が足りていない
  • 食物繊維が不足している
  • お肉が大好き
  • 脂っこいもの、揚げ物を週2回以上食べる
  • パンやパスタを良く食べる

栄養バランスの乱れ

食生活や生活習慣がある方は、栄養バランスも乱れているのでニキビを何度も繰り返してしまいがちです。とくにニキビには次のようなビタミンやミネラルの不足が関係します。

ビタミンB群

ビタミンB群には皮脂の分泌を調整して肌を健康に保つ役目があります。とくにビタミンB2とB6は脂質代謝に関係しているビタミンで、不足するとニキビができやすくなります。脂肪分を多く摂っている方は、とくにビタミンB2.B6を消費しがちに。また、ビタミンB群は腸内細菌が作り出す成分でもあり、腸内環境の乱れによって不足することもあります。

ビタミンC

ビタミンCは皮膚や粘膜を健康に保つ役目をもっています。とくに肌の生まれ変わりに関わるコラーゲンの生成を促す作用があるため、不足すると肌のターンオーバーが乱れがちに。

さらにビタミンCには色素沈着を抑える作用や抗酸化作用、抗炎症作用もあります。ニキビが悪化したり、ニキビ跡の原因である色素沈着を起こしたりするのを防ぐためにも必要なビタミンです。ビタミンCは体で作り出すことができないため、日々継続して摂取する必要があります。

鉄分

鉄分というと貧血に関わるミネラルとして知られていますが、じつはニキビにも関係があります。鉄分は赤血球と結合してヘモグロビンとなり、酸素を身体中に運んでいます。鉄分が不足すると全身すみずみまで酸素が届かず、栄養の供給が不足して肌トラブルが起こりやすくなります。とくに女性は月経があるため鉄分が不足しがちなため、意識的に補給することをおすすめします。

ニキビ対策に青汁がいい理由

栄養バランスを整えて、内側から体内環境を整えることがニキビ予防の基本です。では、なぜニキビ対策に青汁が良いと言われているのでしょうか?

ビタミン・ミネラルが豊富

青汁には体に必要なビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。青汁の特定の成分がニキビに効くというよりは、さまざまな栄養を同時に手軽に摂取できることがメリットです。

青汁の種類によって主成分となる栄養は異なりますが、ほとんどの青汁にはビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、鉄分などの栄養が豊富に含まれています。普段の食事で補うことが基本ではありますが、なかなか理想的な栄養バランスを目指すのは難しいものです。忙しくて十分な食事がとれないとき、外食が続いたときの栄養補給としても青汁は頼りになる存在です。

体内環境を整える

青汁には食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がありますが、食物繊維はそのどちらも青汁には含まれていることが特徴です。

水溶性食物繊維:善玉菌のエサとなって腸内環境を整えたり、不要な老廃物を絡め取る作用がある。
不溶性食物繊維:便のかさを増やしたり、便通を促す作用がある。

どちらもバランス良く取ることが大事であり、現代人は野菜を食べる量が減っていて慢性的に食物繊維が足りていない状態です。

食物繊維は主に海藻類や野菜などに含まれていますが、青汁は飲むだけで簡単に食物繊維を補うことができる点がメリットです。忙しいときでも出かける前にサッと飲むだけで食物繊維を補給できます。

青汁を飲むことで健康意識が高まる

青汁を飲み始めたことをきっかけに、毎日の食生活や生活習慣への意識が変わることもメリットの一つです。栄養が満ち足りてくると、身も心も軽く感じられたり、明るく過ごせるようになり、もっと健康でいたい、美しい肌をキープしたいと思えるようになってくるから不思議です。食習慣と生活習慣を見直すきっかけとして、手軽に取り入れられることも青汁のメリットでしょう。

ニキビにおすすめの青汁の選び方

ニキビに対してとくに相性の良い青汁を選ぶには、どんな視点で選ぶのが正解なのでしょうか?ここではニキビ対策におすすめの青汁の選び方をご紹介します。

ビタミンの多さと種類で選ぶ

ニキビ対策としてはビタミンB群とビタミンC、さらに肌が乾燥しがちな方であればビタミンEに注目して選ぶと良いでしょう。葉酸を含むビタミンB群は明日葉、大麦若葉などに、主に青汁の主原料とされる野菜に多く含まれています。

また、ビタミンCはケールを主原料とする青汁に多く含まれています。ただし、ビタミンCは熱によって分解されやすいので、製造方法にもこだわったものを選ぶと良いでしょう。とくに、ニキビ跡になるのを防ぎたいという場合は、紫外線対策と合わせてビタミンCを意識して補給しましょう。

食物繊維の多さで選ぶ

食物繊維はほとんどの青汁に豊富に含まれている栄養素です。大麦若葉、ケール、明日葉などの主原料だけでなく、レタス、キャベツなどの葉野菜や穀類、根菜類、海藻類などに豊富に含まれています。

理想的なバランスは水溶性食物繊維:不溶性食物繊維=2:1の比率だといわれています。とくに青汁には水溶性食物繊維が豊富に含まれています。バランスよく摂取するには、さまざまな原料を使っているタイプがおすすめです。

鉄分や乳酸菌など不足しがちな成分で選ぶ

貧血気味で肌の調子も悪いという方は、濃い色の野菜を豊富に使っている青汁がおすすめです。最近では青汁に栄養素や成分をプラスして機能性を高めている商品も増えています。とくに鉄分を補給したいという場合は、鉄分をプラスしたタイプを選ぶのも良いでしょう。

また、お腹の中からきれいを目指したいという場合には、食物繊維に加えて乳酸菌とオリゴ糖を摂取すると効果的です。乳酸菌配合の青汁にオリゴ糖を加えて飲むのもおすすめです。

お通じが気になるという方にも乳酸菌配合タイプは相性が良いです。ただし、飲んですぐに変わるものではないので、継続的に飲んでいくことが大切です。

青汁と一緒に取り入れたい対処法

生活習慣の見直しと正しいスキンケアの積み重ねがニキビ予防の基本です。単に青汁を飲むだけでニキビを改善できるわけではありません。青汁だけに頼るのではなく、合わせて次のような対策を取り入れていくと効果的です。

高糖質で高脂肪な食事を控える

バランスの良い食事をとることがニキビ改善の基本です。青汁を飲んでいるからといって不摂生してしまっては意味がありません。ニキビを悪化させるのは、過剰な皮脂分泌であり、乱れた食生活が原因となっている可能性も大いにあります。

とくに血糖値を上げやすい高糖質なお菓子や菓子パン、パスタなどはなるべく控えて、和食中心に切り替えていきましょう。高脂肪な食べ物は男性ホルモンの分泌を促して脂質分泌を過剰にします。乳製品もニキビの原因となりやすいため、なるべく控えるようにしてください。

スキンケアを見直す

ニキビは内側からのケアと、外側のケアの両方からのアプローチが効果的です。バランスの良い食事に青汁を取り入れるなどして内側からケアを行い、正しいスキンケアで外側からも改善していきましょう。

ベタベタするのが嫌だからと保湿を控えるのは逆効果です。十分に保湿を行って肌を乾燥させないことが皮脂分泌を抑えることにつながります。また、洗顔は洗い過ぎないように、石けんでゴシゴシしすぎないことも大事。皮脂が出ていなければ朝は水で洗うだけでも十分です。

症状によっては治療が必要なケースも

ニキビが悪化している場合や、クレーター、ニキビ跡になっている場合には、残念ながらセルフケアでは限界があります。改善しない場合は、早めに皮膚科に相談することをおすすめします。

ただ、その場合でも栄養バランスの改善は大切なポイントです。ニキビ跡が残らないようにするためにも、肌の正常な働きを助けてくれるビタミンやミネラルの補給は欠かせません。体の内側からもニキビができにくい体づくりを目指していきましょう。

青汁でニキビ知らずの美肌を目指そう

青汁にはニキビの改善に効果的な成分がたくさん含まれています。栄養のバランスを整える食品としても、非常に頼りになる存在です。とくに忙しい人、食事が偏りがちな人、ダイエットで食事制限をしている人などは、青汁を上手に活用して栄養バランスを整えていくと良いでしょう。

ただし、あくまでも栄養面でのサポート役であることを忘れてはいけません。基本は毎日の食事と正しいスキンケアであり、その効果を助けるものとして青汁はその役目を発揮します。体の内側からキレイを目指し、ニキビ知らずの健やかな肌を手に入れてくださいね。

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