青汁の錠剤タイプを粉末と比較!デメリット徹底検証

錠剤は青汁の新しい形

近年青汁は多様化し、様々な形状で摂取することが可能となりました。
その中でも生産技術が発展し、手軽さと飲みやすさが向上した粉末タイプが現在では青汁の主流となっています。

対して錠剤タイプは一切、味や匂いを感じることなくスーパーフードの栄養素が摂取できる、これまでの青汁イメージをくつがえした健康食品といえます

この錠剤タイプについて、粉末状の青汁と栄養価や飲みやすさなどを徹底比較してみました。
粉末タイプは不便だと感じている方、錠剤タイプの青汁を購入するか検討されている方も、ぜひ参考にしてみてください。

青汁錠剤タイプとは?

青汁が苦手でも摂取できる

錠剤タイプは、粉末状の青汁を専用の機械で圧縮し固形状にしたものです

ケール、大麦若葉、明日葉といったスーパーフードの栄養素が一瞬で摂取できるため、幅広い年齢層から人気があります。
錠剤のメリットは粉末状の青汁とは異なり、匂いや味がしない点です。

青汁が苦手な方でも、飲みやすく継続することも苦になりません。

こんな人におすすすめ

  • 青汁が苦手な方
  • 忙しい方
  • 他のサプリも飲んでいる方
  • 甘味料は極力避けたい方
  • 働き盛りの男性
  • 年配の方
  • 溶かす手間を省きたい方

粉末の青汁との違いは?

水と一緒に摂取する錠剤タイプは、ほとんど味やニオイを感じません

青汁が苦手な方には最適な形状ですが、アレンジレシピを楽しみたい方や青汁が好きな方には粉末の方が適しています

また、錠剤は味を加工する必要がないのでフルーツやはちみつなどの甘味成分が含まれていません。

スーパーフードの栄養価のみを摂取したい方、満腹感がいらない方には錠剤の方が適しているといえるでしょう。

手軽さ

錠剤タイプは水分に溶かす必要がなく、思った時にすぐ摂取できます
粉末は様々なアレンジができスティックタイプであれば手軽に持ち運びができますが、溶かす手間がかかります。

働き盛りの男性や、職場で人の目が気になる方は瞬時に摂取できる錠剤タイプの方が適しているかもしれません。

コスト

錠剤タイプの価格は1ヶ月分あたり500円前後のものから7000円前後のものまであり、ピンキリです

平均すると1000円台から2000円台の商品が多く、他の形状と比較すると安い傾向にあります。

粉末錠も同様に比較的リーズナブルな商品が多く、継続しても負担になりません。

ただし、同じ栄養成分でも圧縮されていない粉末の方が含有率が高い傾向があります

商品を選ぶ際は、コストと栄養成分が見合っているかなどもあわせて確認しておきましょう。

賞味期限

錠剤タイプも粉末状同様、賞味期限は2年前後と長くなります
そのまま常温で保存できるため、特に保管方法に気を使う必要もありません。

ただし、同封されている乾燥剤をとってしまうと賞味期限が変わってしまうことがあるため注意しましょう。

粉末状の青汁との成分比較

錠剤タイプは粉末や冷凍タイプ同様、ケールや大麦若葉、明日葉、桑葉、クロレラなどのスーパーフードが原材料に使用されています。

粉末を圧縮して固形状にしているだけなので、原材料に含まれる栄養価の種類は変わりません。

しかし目安とされる1日の摂取量で粉末と錠剤を比べると、商品によっては錠剤のほうが含まれる栄養素が少ない場合があります

参考に青汁で有名なキューサイの青汁の栄養成分を粉末と錠剤にわけ、まとめてみました。
因みに原材料は両方ともケールとビタミンCで、錠剤のみ天然の糖であるエリスリトールが含まれています。

粉末状1日分(2包)錠剤1日分(30粒)
カロリー42kcal25kcal
タンパク質2.6g1.3g
脂質0.6g0.7g
炭水化物
ー糖質
ー食物繊維
8.8g
3.6g
5.0g
6.9g
4.3g
2.6g
ビタミンC186mg93mg
ビタミンK298μg150μg
カルシウム240mg121mg
カリウム372μg187mg
食塩相当量0.12g0.06g

いかがでしょうか?
30粒はなかなか多く感じられたもいらっしゃるのではないでしょうか。

ただし、これは一例であって中には1日あたり2~10粒と少量で上記の栄養素を補える商品もあります。

なるべく手間をかけたくない方やたくさん飲めない方は1日の摂取量目安が少なく、かつ栄養価が高いものを選ぶと良いでしょう。

カプセルタイプとどっちを選べばよい?

手軽にすぐ飲めるタイプの形状は錠剤だけではありません。青汁にはカプセルタイプも存在します。

錠剤とカプセルタイプの大きな違いは、体内で溶けるスピード
カプセルタイプは中身が粉末なので、錠剤よりも吸収が早くなります


気をつけなければならないのが錠剤、カプセルタイプ両方とも同時に水を摂ることが推奨されている点です。

特にカプセルタイプは外側のカプセルが咽頭などに張り付くと、咽頭部の粘膜を傷つけてしまう可能性があるので注意しましょう。

またカプセルタイプは過乾燥もしくは多湿気の環境下で放置すると、カプセルが変形し中身の粉末が漏れてしまうことも。

出張や旅行で持ち運びする機会が多い方や、保管に自信がない方は錠剤の方がオススメです。

錠剤タイプのデメリット

栄養価が低いものもある

錠剤で発売されている商品の中には、栄養価が低いものも存在します。

錠剤タイプは他の形状より比較的リーズナブルな価格の商品が多くなりますが、固形化できない栄養素や成分は省略されやすい傾向にあります。

なかには海外製のものも発売されているため、購入する際は原材料や1粒あたりの栄養価など自分で品質を見極めることが重要となります

商品のバリエーションが少ない

錠剤の青汁はバリエーションが少なく、「ケール」「大麦若葉」「明日葉」「桑の葉」などの原材料が1種類のみの商品が多い傾向にあります

粉末であれば、これらがミックスされている商品が多くバリエーションも豊富であるため、原材料を細かくチェックする必要がありません。

しかし原材料が1種類に特化された場合、自分にあったスーパーフードの見極めが必要となります。

粉末と変わらない栄養素を摂取したい場合、数は限られますがスーパーフードがバランスよくミックスされた商品も発売されています。

1種類の原材料に制限したくない方は、このように原材料が多く含まれるものを選ぶと良いでしょう。

錠剤タイプのメリット

持ち運びしやすい

錠剤タイプの青汁は、軽量なので持ち運びしやすく粉末のように手が汚れる可能性もありません

また万が一パッケージや容器が破損し中身が出てしまっても、錠剤なので後片付けが楽です。

他のサプリメントも併用されている方はピルケース等を使うと、最軽量で移動ができますよ。

全く味を感じない

青汁特有の苦味や青臭さを感じず、栄養補給ができるのは錠剤の最大のメリットといえるのでないでしょうか

最近では、飲みやすく味が加工されている青汁がたくさん発売されていますがそれでも苦手と言う方も少なくありません。

もともと野菜が苦手な方にとって、錠剤の青汁は理にかなった商品といえるでしょう。

手間がかからない

水があればすぐ飲めるといった手間がかからない点も錠剤のメリットといえます

錠剤の青汁は一瞬で摂取できるので、忙しいビジネスマンやママさんにも重宝します。

青汁が苦手、時間がない、調理が苦手などが当てはまる方は錠剤タイプを選ぶと良いでしょう。

甘味料が含まれない

錠剤タイプは、飲みやすいように味を加工する必要がありません。
そのため、他の形状に比べると必然的に甘味料が入っている傾向が少なくなります

糖分を気にしている方や、体型を気にしている方は甘味料が含まれない錠剤タイプを使ってみても良いかも知れませんね。

おすすめの選び方

実際に、錠剤の青汁はどのように選べば良いでしょうか? おすすめの選び方をいくつかご紹介します。

原材料で選ぶ

錠剤は他の形状と比べると原材料がミックスされておらず、1種類のシンプルな商品が多い傾向にあります。そのため、青汁に良く使用されるスーパーフードの特色を把握しておくと自分にあった商品が見つかりやすくなります。

ケール

青汁の原料として有名なケールはアブラナ科の植物で、海外でも美容によいスーパーフードとして注目を浴びています。
主に抗酸化作用の強いβカロテンやビタミン類、ルテイン、マグネシウム、カルシウム、食物繊維などがバランスよく含まれ、なかでも-βカロテン、ビタミンC、カルシウムは非常に多く含まれています。

また、ケールには質の良い睡眠へと導く「メラトニン」という成分が含まれているのが特徴です

質の良い睡眠はリラックス効果をもたらし血行をよくするので美容にも欠かせません。
独特の苦味や青臭さがあり生のままでは食べづらいケールですが、錠剤では味も匂いも気にせず摂取が可能です。

大麦若葉

大麦若葉はイネ科の1種でクセや苦味がなく、抹茶のようなまろやかな味わいのため原材料で人気が高い葉野菜です。
栄養素は主にビタミンエースと呼ばれる、ビタミンA・C・E、食物繊維、葉酸、鉄分、エース以外のビタミン類、カルシウム、マグネシウム、ミネラル、抗酸化フラボノイドやクロロフィルなどがバランス良く含まれています。

また大麦若葉は強力な抗酸化作用があるといわれるSOD(スーパーオキシドディスムターゼ)やカタラーゼなどの酵素が含まれているため、近年ではさらに注目がおかれています

明日葉

あまりメジャーではありませんが、明日葉(アシタバ)はセリ科の多年草で日本原産の植物です。

芽を摘んでも、次の日には新芽が出るほど生命力が強いことから、「明日葉」と名づけられたそうです。
明日葉に含まれるポリフェノールの1種「カルコン」は生活習慣や食べ過ぎが気になる方の健康維持をサポートしてくれます
その他に食物繊維、β-カロテン、ビタミン類、カリウム、鉄、リン、カルシウムなども多く含まれています。

桑の葉

蚕のえさとしても有名な桑の葉は、日本各地に自生するクワ科の落葉樹。
日本では古来よりお茶にして飲む習慣もあり、葉だけではなく、根の皮や実まで漢方薬にもよく使用されています。

桑の葉にはビタミン類やミネラル、カルシウム、鉄、亜鉛、マグネシウム、食物繊維などが豊富に含まれています。
また桑の葉にしか含まれないDNJ(1-デオキシノジリマイシン)という成分は糖の吸収を遅らせるといわれています

さらにギャバ(GABA)や抗酸化作用の強いルチンも含まれているため、健康維持に様々な実感をもたらしてくれます。

1日あたりの摂取量で選ぶ

商品によっては1粒あたりの栄養素の濃度が薄く、1日あたり数十粒とかなりの量を摂取する必要があります。

毎日継続することを考えると数十粒という量は忘れてしまう可能性も高く、持ち運ぶのも容易ではありません。
そこでオススメしたいのが、1日10粒以内の少量摂取で済むタイプです

なかには成分がギュッと凝縮され、1日2粒の摂取だけでよい商品もあります。

なるべく手間をかけたくない方や沢山飲む自信がない方は、是非チェックしてみましょう。

【新発売】VI-DA ヴィーダたっぷりお野菜サプリメント は、1日わずか3粒の摂取量で効率よくスーパーフードの栄養素が摂取できます。
錠剤タイプでは珍しく「ケール」「大麦若葉」「桑の葉」など8種のスーパーフードがミックスされ、さらに14種の野菜、乳酸菌、サラシア末、ソイプロテインなども配合されています。
粉末とほぼ変わらない栄養素が1粒にギュッと凝縮され、毎日のキレイをサポートしくれますよ。
VI-DAの粉末か粒タイプのいずれかを購入すると、購入者限定で粒タイプ3980円が、今なら1980円(税込送料無料)でお得に追加購入可能。

これだけの栄養素が含まれながら手軽に飲めて、1980円は見逃せませんね。
コストパフォーマンスを求めるユーザーにとって、心強い味方といえるでしょう。

青汁錠剤タイプは飲み合わせに注意

手軽に飲める錠剤タイプですが飲み合わせには注意が必要です。

特に脳梗塞や脳卒中の治療などで、ワーファリンを服用されている場合青汁に含まれるビタミンKがワーファリンの作用を阻止する可能性があります。

また高血圧治療薬のARB・ACE阻害薬を服用している方や腎機能に疾患があり、カリウムを正常に体外に排出できない方もカリウムが豊富に含まれる青汁は摂取できません。

これらの疾患に当てはまる方や持病がある方は必ず医師に相談してから飲むようにしましょう

錠剤タイプで賢く栄養補給

職場でのランチタイムや外出、移動が多いとなかなか青汁の摂取は難しいもの。

とくに男性は人の目を気にされる方も多いのではないでしょうか。

錠剤タイプを使うと一瞬で栄養を補えるため、このような悩みも解決できますよ。
青汁が苦手だった方も、錠剤タイプで賢く栄養補給を行いましょう。

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