三崎優太(青汁王子)の経歴や年収がすごかった

三崎優太(青汁王子)の経歴や年収がすごかった

”すっきりフルーツ青汁”の大ヒットで一躍、時の人となった青汁王子こと三崎優太さん。

成功者としてさんざんマスコミに持ち上げられた直後の法人税法違反(脱税容疑)での逮捕。あっさり世の中から忘れ去られるかと思いきや、優れたビジネスセンスで様々な事業を成功させ、どん底からの復活を成し遂げました。

青汁劇場と称されるTwitterや炎上必至のYouTubeチャンネル、最近では格闘技への参戦など、あまりにも話題が豊富な方です。

彼の生き様と凋落後のサクセスストーリーは、まるでひとつのドラマのようであり、エンタメ感すら覚えさせます。

派手なライフスタイルが目立つ青汁王子ですが、実際の年収はどのぐらいなのでしょうか?

この記事では、三崎優太さんこと青汁王子の経歴や年収を調べてみました!

青汁王子(三崎優太)って?

三崎優太さんこと青汁王子は、高校生のときに始めたアフィリエイト広告を皮切りに様々な事業に携わり、そして成功させている起業家・実業家です。

1989年3月29日生まれなので、現在(2022年)は33歳。

生まれは北海道の札幌市ですが、父親の仕事の関係で道東のオホーツク海に臨む北見市で育ちました。

クラーク記念国際高等学校在籍時にアフィリエイトで月収400万円を達成、一気にビジネスの才能を開花させていきます。

18歳で株式会社メディアハーツ(現:ファビウス株式会社)を創業。

2014年に美容通信販売事業を立ち上げ、2017年に発売した「すっきりフルーツ青汁」の大ヒット商材を生み出したことにちなんで”青汁王子”の異名をとっています。「すっきりフルーツ青汁」は累計販売実績1億3000万個という驚異の数字を叩き出し、年商131億円の会社に成長させました。

その後紆余曲折を経て、現在は株式会社みさきホールディングスの代表取締役として財務・会計、コンサルタント事業やマーケティングなど多岐にわたる事業支援を行っています。

では、そんな青汁王子こと三崎優太さんはどのようにして、成功者へと上り詰めたのでしょうか?

まずは青汁王子の経歴を簡単にご紹介していきます。

“詳しく知りたい方はこちらの記事

青汁王子の経歴・活動やニュース

【生まれ~中学時代】性格は内向的でゲームに没頭

生まれは北海道札幌市ですが、父親の仕事の関係で中学卒業まで北見市で過ごします。家族構成は、歯科医(ステーキ屋を経営しているなど諸説あり)の父親と、専業主婦の母親、そして年の近い妹の4人家族のようです。

当時両親の仲はあまりよくなかったようで、頻繁に口喧嘩が起きてしまうような光景を間近で見ているうちに、少しずつ反発心と自立心を芽生えさせていきます。そのような気質もあったためか、学校では周りにうまく馴染むことができなかったそうです。この頃は大好きだったおばあちゃんの家へしょっちゅう遊びに行き、心を保っていたようです。

その反面、小学校時代からヤンチャな気質はあったようで、中学生の頃にはすでにタバコを吸っていました。ただ、性格自体はどちらかといえば根暗で内向的であり、ゲームに没頭していた時期でした。

2019年1月のTwitterで、中学生の頃のエピソードが呟かれているものがありました。内容を見ると、相当な変わり者だったこともわかります。「鳥になりたい」と思うということは、相当に抑圧された感情があったことがうかがい知れます。

自立心と反発心の芽生え、そしてゲームとの出会い。のちの成功への布石は、中学生の頃に既に形成されつつありました。

【高校生時代①(混沌期)】2度の退学を経験

三崎優太さんは、実は3つの高校に通った経験があります。

「札幌の高校に通いたい」という希望を両親に伝え、それを叶えてもらえますが、1校目ではわずか3か月の間に2度の停学処分に。そしてついには3度目の停学処分となり、退学になってしまいました。

2校目は、通信制の高校に編入しましたがアルバイトばかりやっていて、次第に学校をサボるようになってしまいます。周りの人間もいわゆる「落ちこぼれ」が多かったため、そちらに影響を受けてしまいます。高校2年の中頃にはほとんど学校に行かなくなり、ここでもまた退学処分を受けてしまいます。

この頃、「自分は社会不適合者なのではないか」という疑問があったようです。

【高校生時代②(飛躍期)】アフィリエイトで圧巻の収入を得る

3校目が最終学歴となる通信制のクラーク記念国際高等学校です。こちらの学校はたくさんの有名人を輩出していることでも有名で、北海道本校の校長は登山家の三浦雄一郎氏です。指原莉乃さん、市原隼人さん、重盛さと美さん、森泉さんなど名だたる芸能人の方々がこちらの学校を卒業しています。

クラーク記念国際高等学校時代も、やはり少々やんちゃな生活を送っていたようです。しかし、このやんちゃなライフスタイルをきっかけとして三崎優太さんのビジネスの才覚は目覚めていきます。

波乱万丈の高校生活のなかで「自分の力で起業する!」と思い立ち、ビジネスを行い始める決意を固めます。というのも、三崎優太さんはアルバイトもあまり長続きせず、しかも面接の時点で不採用になることが多かったらしいので自立の必然性もあったのでしょう。逆境ともいえるこの環境が起業家としての資質を芽生えさせたとも言えるかもしれません。

まずはパチスロで儲けたお金でパソコンを購入し、ゲーム関連のサイトを制作。そのサイト上で”アフィリエイト”を始めて、大きな利益を出します。「イケる!」と確信した三崎優太さんは共同作業をしてくれる仲間を獲得しつつ、アフィリエイトサイトを増やしていくことで最終的には月収400万円という大きな利益を出すことに成功し、サクセスストーリーが紡がれていきます。

そもそもアフィリエイトって何?

「成果報酬型広告」と「クリック課金型広告」の2種類がある。成果報酬型広告はサイトに貼り付けた広告を経由して商品やサービスが購入されると、サイトの運営主に報酬が入る。クリック課金型広告は、サイトに貼り付けられた広告がクリックされるだけで報酬が発生する。

しかし、高校生時代のアフィリエイト組織は、メンバー間の熱量の違いもあって長続きしませんでした。税金への知識も圧倒的に不足していたため、税理士に相談したところ「税金対策のために会社を設立する」という方法をこの頃に知りました。

【黄金時代】会社創業~すっきりフルーツ青汁の大ヒットで青汁王子、爆誕

2007年11月22日。自身の会社である”株式会社メディアハーツ”を創設。この会社では、アフィリエイト事業や携帯電話コンテンツの制作などを行っていました。

いったんは上京し恩師が経営する企業の子会社となったのですが、高校もロクに通わず社会常識に欠ける幼い面があったため、結局は独立して会社を経営することになります。

株式会社メディアハーツの経営はしばらくの間は順調でしたが、モラルに欠ける社員の存在等が足かせとなり、2010年にいったん休眠モードへ。

会社が休眠中には株式投資やFXを行い、大きな資産を形成することに成功します。金融商品に関わることで、三崎優太さんのビジネス・投資スキルは非凡なものになっていきます。

2014年からは美容通信販売事業を始めます。このタイミングで会社名をメディアハーツ→ファビウスに変更しています。この通販事業も大きな成功を収めました。今まで手掛けてきたアフィリエイト事業を利用することで、広告費をほとんどかけずに商品アピールをできたことが大きな実績に繋がったようです。

そして2017年。経済的な成功はすでに手中に収めていた三崎優太さんですが、ついにその名を世に轟かせるときがやってきます。「すっきりフルーツ青汁」の上市です。この商品は卓越した広告戦略もあり、青汁としては類を見ない売上を叩き出します。ペコさん、みちょぱさんなどの多くの芸能人からも紹介されていて、とてもおいしくて飲みやすい青汁というのも大ヒットの要因となりました。「すっきりフルーツ青汁」は1億本を軽く越える販売実績となり、2017年9月期の通販売上高は前期比539%増の131億円に達し、増収率ランキングで1位という快挙を成し遂げます。この時期から、本人のイケメンっぷりも功を奏し「青汁王子」の異名をとって、各種メディアへの露出が大きくなりました。知名度はネットでもリアルでも全国区となり、一躍、時の人となっていきます。

引用:FABIUS(ファビウス)

【衝撃の転落】1.8億円の法人税法違反(脱税)で逮捕

しかし、好事魔多し。

2019年2月に約1億8000万円を脱税したとして、法人税法違反などの疑いで東京地検特捜部に逮捕されてしまいます。

当時のニュースでは、青汁王子は逮捕前の任意聴取では「正当な業務だった」と容疑を否認していたようですが、逮捕後は「税金を払いたくなかった」と認める供述に変化したとされています。

連日の脱税報道で、青汁王子の名声は地に落ちた格好となってしまいました。

実は脱税案件としては、そこまで高額ではありません。にもかかわらず、マルサに目をつけられてしまった理由として「あまりにも会社が急成長をした(メディアハーツは16年9月期の売り上げが約18億円に対し17年9月期は約121億円)」「SNSやメディアの露出が多く、豪奢な生活が目立ったこと」という2点であったと推測されています。

青汁王子は羽振りの良さをメディアに出演して披露したり、自らSNSで発信したりしていました。自ら、墓穴を掘ってしまった恰好ともいえます。

2019年3月5日、6000万円の保釈金を納付し、勾留先の東京拘置所(葛飾区)から保釈されました。

半年後の9月に刑が確定し懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を言い渡されますが、タダでは転ばない青汁王子。脱税したとされる1億8000万円を贖罪寄付する(100万円×180人当選)というとんでもない企画を発表し、またまた世間の話題をさらいました。

【保釈後の活動遍歴】復活の狼煙~過去をはるかに越える成功へ

ビジネスバイタリティに溢れる青汁王子は保釈後も精力的に活動します。

まずはTwitterにて「青汁劇場」と名付けた投稿を頻繁に行いました。焼き鳥屋でのバイト経験やプライベート関連を赤裸々に明かす刺激的な投稿が多く、130万人のフォロワーを獲得します。

2019年には、なぜかホストへ転身。源氏名は三崎愛汁(みさき えちる)。青汁・逮捕・Twitterで得た抜群の知名度を活かしてわずか2週間弱で8000万以上を売り上げ、”業界史上最高記録”を見事樹立。

青汁王子の「期間限定ホスト」は2019年から3年連続で続いています。お金のために続けているのではなく、青汁王子がどん底のときに救ってくれたのがホスト(歌舞伎町)だったという恩義があるからだそうです。

2019年秋には、ついに政治の世界へ。第49回衆議院議員選挙に「NHKから国民を守る党」公認候補として立候補を表明しました。しかし、前述した1億8000万円の贖罪寄付が公職選挙法違反になる可能性があることから、N党党首である立花孝志に出馬要請を取り消されるという事態に。「青汁王子が政界へ」という期待は無残にも散ってしまいました。

引用:https://mdpr.jp/news/detail/1868064

2020年には、YouTuberとしての活動を本格的に開始

そして「SNS誹謗中傷撲滅基金」を設立。自身もSNSで様々な嫌がらせを受けた経験があり、世の中から誹謗中傷を失くそうと1億円を配るなど次々と話題を振りまきました。

2021年には、青汁王子自身も”美咲えちる(みさきえちる)”という名前でメンバーとして参加した、次世代男性アイドルグループ「SNiii」(スニィ)が結成されました。しかし、このプロジェクトはプロデューサー等とのトラブルがあり、6月末に解散してしまいました。

引用:https://mdpr.jp/news/detail/1868064

そのような中でも自身のYouTubeチャンネルで動画はコンスタントにアップし、著書「時を稼ぐ男 新時代の時間とお金の法則」の発売があったりで、相変わらず精力的な活動が目立ちました。なぜか、あの炎上系YouTuberで有名なへずまりゅうを青汁御殿に居候させるという炎上ネタ(?)が混ざっていたのも印象的です。

2022年。へずまりゅうが更生することを期待していた青汁王子でしたが、彼のあまりにも自堕落な生活に愛想を尽かし青汁御殿から追い出すことからスタートします。「今年も青汁王子の周りでは色々起きそうだな」という予感はありましたが、5月20日の未明、なんと青汁王子が救急搬送されるという大事件が起こりました。

詳細はまだ完全にわかっていませんが、あるYouTuberによる誹謗中傷に疲れ果ててしまった青汁王子が自殺未遂を図ったという説が有力なようです…。

青汁王子(三崎優太)の年収は?

青汁王子の年収は謎に包まれた部分が多いのが実情です(年商300億という説がありますが、そもそも年商=年収ではありません)。

ネット上では年商300億、個人年収は20〜30億という記載もありますがウワサの域を出ず、真偽のほどは不明です。

【毎月決まった月収はない!?】青汁王子は会社のオーナー!

というのも、青汁王子は会社の社長ではなく「会社のオーナー」であり、月に決まったサラリーを貰って生活するという概念の範疇にいないからです。2022年1月に月刊SPA!の企画で与沢翼さんと対談していますが、その中でも「毎月の決められた給料を追う時代ではない」と言い切っています。

ではどのようにあのような贅沢な生活を維持しているのでしょうか?

青汁王子は10社以上の会社のオーナーなので、会社を大きくして売却することで得るキャピタルゲインが主な収入源のようです。

当然、会社役員でもあるので、役員報酬で1か月で1億円貰っていたこともあったようです。

【嗅覚鋭いマネー・アニマル】投資家としての抜群の資質

さらには、株主や投資家としての資質も高く、好調に資産を増やし続けているとも。

青汁王子は自信が経営する法人会社をM&A(企業の合併・買収)後に売却、その利益を新しい会社の立ち上げに投資し、投資額以上の金額を回収しているようです。

「仮想通貨 ICO投資ってやつで10万円を2億円にしてみた」という、少々胡散臭い本も出しています。その本のタイトル通りのことができているのであれば、凄まじい錬金術の持ち主です。

引用:Amazon

【本当に儲かるの?】青汁王子のYouTubeの収益はどれぐらいなの?

You tuberの推定年収がわかる”Tuberch”を見ると、

青汁王子のYouTubeでの総獲得金額は「2857万8928円」

でした!

さすがフォロワー数83万人を越える、人気YouTuberです。

キャピタルゲインや投資で得たお金に比べれば少ないものの、一般人の感覚だと失神するような金額です。

【青汁王子の年収は?】現在はどのくらい稼いでいるの?

「青汁王子はなぜあんなにお金を持っているのか?」とネット上でもたびたび話題になりますが、いわゆる一般的なお金の稼ぎ方(獲得の仕方)をしていないので、イマイチわかりづらい・見えづらいことが原因と言えるでしょう。

では、肝心の青汁王子の現在の年収はいったいどの程度なのでしょうか??

…。

大変申し訳ございません。

確実、かつ明確な情報を見つけることができませんでした。

しかし、ある程度の予想はつけることができます。

月間SPA!の与沢翼さんとの対談で、与沢さんの月収は3000万〜4000万で年収が4億円前後ということが判明しました。腰を抜かすような年収ですが、その与沢さんが「三崎さんは(ビジネスの規模では)自分の上位互換のような存在」と言っていました。あくまで想像の域を出ませんが、資産額としては与沢さんと同程度、もしくはそれを越えている可能性すらあります(繰り返しますがあくまで憶測です)。

なので、ネット上でよく言われている「年収20〜30億円」という情報は、あながち間違っていないのかも!?

もちろん彼らの努力の賜物ではありますが、羨ましいですね。

現在の家賃は1700万円(!)というまことしやかな情報もありました。もしそれが本当であれば、家賃だけで1年で2億円を越えます…。

確かに、年収は20〜30億円程度を毎年コンスタントに稼がなければ住むことができない気がしますね!

青汁王子のSNS

ここまで読んで頂いて、

「青汁王子ってなんだかんだでやっぱりスゴイ!」

と感じた方も多いと思います。

最新の青汁王子の近況は、本人のSNS等の発信で知ることができます。

抜群の宣伝効果を持つTwitterも魅力ですが、青汁王子のことをもっと知りたいのであれば動画がオススメです。青汁王子はいつも自然体で、度胸もあり、ルックスも声のトーンも大変魅力的な人物であることがよくわかります。

まとめ

「すっきりフルーツ青汁」の大ヒットで幅広く世に知られ、その後の脱税による逮捕でさらにその名を知られるようになった青汁王子こと三崎優太さん。

波乱万丈な人生に思えてしまうのは「目立てば上げて、目立ちすぎれば落とす」というマスコミの業の深さも若干あるように感じました。

しかし、そのような状況に挫けず、アクシデントを前向きに乗り越えてきた青汁王子の生き方は多くの人を勇気づけるものです!

派手な生活ばかりがクローズアップされることが多いので彼のことをあまり好きではないという方もいらっしゃるでしょうが、青汁王子のビジネスセンス・リサーチ力はまさに本物

成功を目指す方はもちろんですが、逆境を乗り越える心構えを知りたい方にも、これからの青汁王子の生き方を追ってみてほしいと思います!

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