青汁王子(三崎優太)のアフィリエイトはどうやって成功したの?

青汁王子(三崎優太)のアフィリエイトはどうやって成功したの?

青汁王子のサクセスストーリーは”アフィリエイト”から始まっています。

ビジネスを始めるにはある程度の資金が必要となりますが、彼はアフィリエイトで得た資金を元手に異次元の資産を手に入れました。

青汁王子がアフィリエイトを始めた2006年〜2007年はまだ黎明期であり、情報も少なかった時期です。

自分の直観力を信じ突き進むことで、見事成功への扉をこじ開けました。

自分が大好きなものに関連したビジネスを行い、情熱が途切れないようにしていることも、天才的です。

今回の記事では青汁王子の過去のアフィリエイト活動に焦点を絞り、彼がどのようにアフィリエイトで成功したのかを深く探っていきます。

知れば知るほど、三崎優太さんこと青汁王子は何をしても成功してしまう(させてしまう)ビジネスマインドの持ち主だということがわかります。

青汁王子(三崎優太)とは

名前三崎優太
読みみさきゆうた
ニックネーム青汁王子
誕生日1989年3月29日
出身地北海道札幌市
血液型A型
学歴高卒(クラーク記念国際高等学校)
職業(肩書)実業家、You Tuber、アイドル

北海道札幌市生まれ。幼少期〜中学生までは道東の北見市で過ごしました。本人の希望で札幌の高校に通うも、素行が悪く二度の退学を経験。2007年に最終学歴となるクラーク国際記念高校を卒業します。

高校時代に始めたアフィリエイトビジネスで大きな収入を得たことから、税金対策も兼ねて18歳で株式会社メディアハーツ(現:株式会社ファビウス)を創業します。

2014年には美容通信販売事業を立ち上げ、2017年に発売した「すっきりフルーツ青汁」を大ヒットに導きます。この頃から”青汁王子”という二つ名を持つように。「すっきりフルーツ青汁」は累計販売実績1億3000万個という驚異の販売実績を上げ、会社を大きく成長させました。

しかし、2019年2月に約1億8000万円を脱税したとして、法人税法違反の疑いで東京地検特捜部に逮捕。自らの知識不足もあったとはいえ、手痛い挫折を経験。

2019年3月に保釈後はTwitterやYouTubeなどで精力的に情報を発信し、多くのフォロワー・チャンネル登録者を獲得。影響力抜群のインフルエンサーとして活躍中。YouTubeでは度々「アフィリエイトの可能性」を伝える動画を視聴者に届けています。

2021年には、若年層を中心にした事業支援を行う自身の活動の一環として「青汁学院大学 D2C学部(※)」を開校。若者の起業を積極的に手助けしています。

※D2CとはDirect to Consumerの略で、自ら企画・生産した商品を、広告代理店や小売店を挟まずに消費者と直接取引する販売手法のこと。

2022年現在は、株式会社みさきホールディングスの代表取締役として財務・会計、コンサルタント事業やマーケティングなど多岐にわたる事業支援を行っています。

収入源は会社オーナーとしてのキャピタルゲイン、そして投資・株式によるものと言われており、年収は20〜30億円という噂も(それをはるかに越えるという情報もあり)。

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成長のきっかけとなったアフィリエイトの本

青汁王子はなぜ、アフィリエイトという2006年当時はまだまだ知られていないビジネスに手を出したのでしょうか。

そこには、1冊の本との出会いがありました。

その本こそが、持丸正裕著の「ケタ違いに儲かるアフィリエイト術」です。

引用:Amazon

※古い本で現在は絶版につき、Amazonにおいてはなんと4件しかレビューがありません。2022年現在では「青汁王子の人生を変えた1冊!」という話題がついて、4万円を大きく越える価格がついた超プレミア本となっています。

青汁王子は高校時代に「打ち子(指定された台に座って、依頼者のかわりに打ち続けるという特殊なアルバイト)」というアルバイトをやっており、パチンコで身を滅ぼす人々を間近で見ることにより、将来に対する不安がかなりあったそうです。

なかなか自分を変えることができず自堕落で奔放な生活を送っていたときに、ふと立ち寄った本屋で刺激的なタイトルがつけられたこの本に目が釘付けとなり、心を奪われます。

この本は携帯電話向けにアフィリエイトを行う方法、そのアフィリエイトで収入を増やすコツについて書かれていました。特別袋とじには「稼げる裏技」などの情報もありました。

本を読み終え、「この方法を使えばオレだって稼げるはず。この本に出合ったのは運命だ!」と確信した青汁王子は、アフィリエイトビジネスを行う決意を固めます。

趣味のパチスロで儲かったお金を遊びに使わずパソコンの購入資金に充て、本に書かれている手法を忠実に実行していきました。

18歳という多感な時期にこの本と出会い、若者のトレンドを自らの肌で感じることができた三崎優太さんは、寝る間を惜しんで努力を重ねていきます。自らの感覚を信じ突き進むという、ビジネスを始めるときには欠かせない資質はすでに高校生の頃から備わっていたようです。

本の帯のキャッチコピーには「月収400万円を稼ぐ」とあります。一般的な感覚の持ち主であれば、バカげていると感じるのではないでしょうか。

ですが、三崎優太さんはこの本を読んだ4か月目に、実際に400万円の売上を出すことに成功するのです。

一介の、しかも素行の悪かった高校生が月収400万円を稼げるようになってしまったのですから、青汁王子にとってこの本は人生を変える特別な1冊になりました。

青汁王子の高校生時代のビジネス遍歴を知ってしまうと「明確に想像し、一生懸命努力すれば叶う」というのは本当なのだなと思えてきます。

アフィリエイトって簡単に稼げるの?

青汁王子は高校生時代、アフィリエイトで大きな収入を得ていたことは前述しました。

アフィリエイトとは、本当に初心者でも簡単に稼げるようなビジネスモデルなのでしょうか?

そして、青汁王子が今でもアフィリエイトを推奨する理由とはなんなのでしょうか?

そもそもアフィリエイト広告とは

インターネット広告の一種。消費者がアフィリエイト広告(リンク)を経由して、広告主のサイトで商品やサービスを購入してもらうことを目的とする。
アフィリエイターと呼ばれる媒体主は、自分が運営するサイトに広告主のサービスや商品を掲載し、サイト経由で売上が上がった場合は、売上の〇%もしくは、固定の単価で収入を得ることができる。

青汁王子や一般のアフィリエイトの収入について

日本のアフィリエイト人口は約387万人と言われています。これは、日本の人口の約3%に当たります。100人に3人という計算になるので、この数字が多いか少ないかは判断しづらいのですが、学校のクラスの中で1人はアフィリエイトビジネスをしているということになります。

では、387万人いるアフィリエイト人口のなかで、実際に青汁王子レベルで稼いでいる人はどの程度いるのでしょうか?

残念ながら、98%の人は小銭程度(月に数百円〜数千円程度)しか稼げないまま諦めてしまうようです。

月に数百万円という金額を稼いでいる人はごくごくまれであり、やはり青汁王子は突出した才能を持っていることがわかります。

青汁王子がアフィリエイトを推奨する5つの理由

にも関わらず、なぜ青汁王子は一般の人にもアフィリエイトビジネスを推奨しているのでしょうか。

それは

①パソコンさえ持っていれば、初期投資が5000円程度(ドメイン代とサーバー費用)という非常に少ないリスクで始めることができる

②サイト作成の際にライティングの技術は若干必要だが、独学でも十分上達できる

③ビジネススキルで最も重要な”広告の技術”が身につく

④愚直に努力し、継続すれば必ず結果がでる

⑤自分のサービスや商品が出来た時に、自分で広告を運用できるようになる

という5つの理由があります。

起業・副業を始める際に予算が潤沢に用意できるケースは少ないので、初期費用がほとんどかからないアフィリエイトは気軽に始めるのに最適なビジネスです。アフィリエイトに携わっているうちに文章力や広告の知識量もアップするので、仮に稼げなかったとしても個人スキルをアップさせることができます。しかも、もしも自分のサービスや商品で起業するのであれば、広告(集客)を自分で行うことができるのです。

青汁王子は苦言を呈しています。

「いつの時代にもアフィリエイトなんてオワコンだ、稼げないよという人がいる。どんな時代でも同じことが言われてる。でも、稼げてる奴はどんな時代でも稼げてる。徹底的にやってから言え!

どのようなビジネスを行うにしても、心に留めておくべき金言ではないでしょうか。

青汁王子はどのようなアフィリエイトサイトを運営していたのか?

青汁王子は高校生時代に、セガのアクションアドベンチャーゲーム「龍が如く」というオンラインゲームの攻略ブログを書きつつ、ガラケー向けのアフィリエイトを始めます。

4つのアフィリエイトタイプ

【成果報酬型】サイトやブログ、動画を見た人がアフィリエイト広告を経由して商品やサービスを購入したときに、購入件数に応じた報酬が払われるタイプ。アフィリエイト広告の中で最もポピュラーなものです。
【固定報酬型】広告主が固定報酬を支払い、契約期間中はアフィリエイターの媒体に広告を掲載してもらうタイプ。影響力の強い媒体の場合、大きな売上が見込めます。
【クリック型】ブログ等に貼り付けられた商品やサービスへのリンクが、ユーザーからクリックされるたびに報酬が出るタイプ。「 1クリックで〇円」と設定されていることがほとんどです。
【インプレッション型】ブログ等のメディアに広告が表示された回数によって報酬額が決まるタイプ。報酬発生のためのハードルは低いですが、単価は非常に安いことが多いです。

青汁王子のサイトは「成果報酬型」のアフィリエイト広告でした。自分で作ったゲーム攻略サイト(ゲー魔というサイト名だったらしいです)に広告をたくさん掲載し、商品やサービスを購入してもらった結果、初月からなんと10万円の売上を出すことに成功。

アフィリエイトの魅力に夢中になった青汁王子は寝る時間も惜しんでパソコンの前に座り続ける生活を始めるようになっていきます。

ファイナルファンタジーやドラゴンクエストのような大ヒット作の攻略ブログを作らなかったのは、徹底したリサーチによるものなのでしょうか。というのも、人気タイトルの攻略サイトは当然ながら多数存在しており、その中で自分のサイトに到達してもらうのはかなり難しいことだからです。

「龍が如く」は人気の割には攻略サイトが少なかったので、ライバルが少ない状況でアフィリエイト広告を打つことができました。そこまで計算してゲームの選択をしたのであれば、恐るべきビジネスセンスを持った高校生です…。

引用:https://www.youtube.com/watch?v=L9N8asuz_4c

さらに儲けを増やしていくために、こちらも趣味であったパチスロの攻略サイト(スロてんというサイト名だった)も作ります。こちらのサイトでもしっかりと売上を出し、ビジネスの鉄板手法の一つである「当たった商品(技術)の横展開」を行うことで、さらに売上を拡大させていきます。

1か月目:10万円

2か月目:30万円

3か月目:100万円

4ヶ月目:400万円

青汁王子が高校生だった2006年はアフィリエイトビジネスはまだまだ黎明期で、いわゆるブルーオーシャン状態。周りに競争相手も少ない中、コツコツ努力を重ねることで売上を倍増させることに成功します。

アフィリエイト事業を本格的に行うために仲間を増やし、売上は右肩上がり。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いです。2007年にはなんと月収400万超えとなります。

このように青汁王子はアフィリエイトで資金を貯めていき、高校卒業後の2007年11月に株式会社メディアハーツを立ち上げます。

あまりにも稼いでいたためでしょうか、その活躍ぶりがアフィリエイトを始めるきっかけとなった本(ケタ違いに儲かるアフィリエイト術)の著者である持丸 正裕さんの耳に入り、本人からまさかの直電が入ります。憧れの師匠から上京のお誘いを受け、一時期は持丸さんの子会社となります。しかし、18歳という若さで社長となり、年上の社会人との関係性もあまりうまくいかず、最終的には独立してメディアハーツを運営する決意をします。

その後、株式会社メディアハーツの売上は増え続けていくのですが、従業員の背信行為もあり、心身ともに疲れ切ってしまった青汁王子。2010年に会社をいったん休眠させ、アフィリエイトビジネスとは距離を置くことになりました。

青汁王子は、ビジネスの基礎はアフィリエイトにおいて学んだと公言しています。彼は”広告の大切さ”は全経営者・ビジネスマンが知っておくべきだと言っています。

2022年の現在、青汁王子の手法がそのまま通用するわけではないかもしれませんが、「努力する姿勢・ブレないビジネスマインド」は成功を目指す人々にとって目標とすべきものでしょう。

青汁王子の目標となる人物は?尊敬している人は誰?

【アフィリエイトの師匠】青汁王子にビジネスの楽しさを教えた人

アフィリエイトの師匠は持丸正裕さんと言われています。テレビやYouTubeでも公言しているので間違いないでしょう。インターネット通販などを手掛ける株式会社オンライフの代表取締役です。

引用:アメブロ

※クロちゃん(左側)の隣にいる人が持丸さんです。

フェイスブックでの情報では、サウナの所長さんもやっているようです。サウナは現在非常に流行っていますので、青汁王子同様にアンテナ感度が高い人だということがわかります。

Facebook:持丸 正裕

最終学歴は中卒となっていました。にも関わらず(失礼な言い方で申し訳ありません)、アフィリエイトで成功し、社長まで上り詰めた持丸正裕さん。高校も2度退学となり、通信制高校をなんとか卒業した青汁王子は持丸さんに奇妙な親近感を抱き、成功へのロールモデルとしたことは想像に難くありません。

【青汁王子が目標とする人間】とことん尊敬しているのはデヴィ夫人

YouTubeの動画で「会ってみてオーラがすごかった芸能人は誰ですか?」という質問を、青汁王子へ視聴者が投げかけたことがあります。

そのときの回答が以下の内容でした。

「デヴィ夫人には敵わない、オーラがすごい。本当に頭が上がらない。

脱税で落ち込んでいた時に、最初に声をかけてくれたのがデヴィ夫人だった。知人数名を集めて「お叱り会(笑)」を開催してくれた。そして、その場でなぜか、モナコへ行こうという話になった。

裁判が控えていた自分は海外に逃亡しないようにパスポートが没収されていた。でも、デヴィ夫人は裁判所に掛け合ってくれて、「モナコの国王に会いに行く。三崎優太に社会勉強をさせる!」というトンデモない理由で交渉してくれた。驚いたことに、パスポートが本当に郵送されて戻ってきた。

結果、逃亡の危険がある裁判前には普通ありえないことだが、モナコへの海外旅行に行けた。しかも、パスポートを一時的に取り返すためのウソだと思っていた「モナコ国王に会う」というのがホントだった!ホントに国王が出てきたときはビックリした。さすが、インドネシアの元大統領夫人だと思った。

デヴィ夫人を心から尊敬するのは、味方が誰もいないときに、手を差し伸べてくれたから。あのとき(逮捕直後)は、ほとんどの人間が敵だった。味方を見つけるのが難しかった。そんなときに、一生忘れられない思い出をデヴィ夫人はくれた。絶望のどん底にいるときに救ってくれた人。オーラ、人間性、人間の器で尊敬している人はデヴィ夫人だよ。」

また、違う動画ではこんな話もありました。

「昔尊敬していたけど今は苦手になった人はホリエモン。与沢さん(与沢翼さん)は『青汁王子は復活するよ』と言ってくれていた。ひろゆきさんはバッシングだらけの自分(青汁王子)なのに、絡むメリットは何もないにも関わらずコラボしてくれた。

でもホリエモンはツライときに、バッシング。昔は尊敬してたんだけど。逮捕前日に話した内容を馬鹿にしたように暴露したり、青汁みたいな稼ぎ方はしたくない、とか言う必要がないことを投げかけてくる。」

青汁王子の動画を見ていると、

「誰かがつらい状況のときに、手を差し伸べることができる人でありたい」

という強い想いを感じ取ることができます。

アフィリエイト後の活動は?

アフィリエイトで大きな資産を得た青汁王子は美容通信販売事業に参入。

2017年に”すっきりフルーツ青汁”を上市、1億3000万本越えの大ヒット商品となります。

※「青汁王子 青汁」へリンクをつける

しかし、約1.8億円の法人税法違反(脱税)で2019年2月に逮捕。

引用:今年2月に逮捕されてTwitter上の言動が話題の青汁王子こと三崎優太被告についてあなたはどう思いますか?

逮捕後はマスコミの印象操作によって「青汁だけの一発屋」「税金も払わない金の亡者」というレッテルが貼られてしまいました。

逮捕から約1か月後の3月5日、青汁王子はいったん釈放されます。履歴書を人生で初めて書き、焼き鳥屋で人生初のアルバイトに挑戦。しかし営業中にTwitterにアップするための動画を撮影するという常軌を逸した行為を行い、わずか数ヶ月でクビに。

他にも、彼女との恋愛事情を赤裸々にSNSに投稿したりすることで、何度も炎上騒ぎを起こします。

のちに本人から、SNSでの一連の行動については「世間に忘れられたくなかった」「注目を集めて、国民がこれからの日本のために考えないといけない問題を提起したかった」と真意が語られています。

そして、保釈から半年後の2019年9月5日、青汁王子に「懲役2年 執行猶予4年」の有罪判決が出ます。世間を騒がせてしまった贖罪として、脱税額である1億8000万円分を「100万円×180人」に配ることを逮捕翌日に発表

約1週間後の9月14日には、観測史上最強クラスの台風によって甚大な被害が出た千葉県の被災地へ。

「やらない善よりやる偽善」という言葉がありますが、たとえそれがパフォーマンスであったとしても、実際に現地に行って手助けを行う人が世の中の役に立っていることは間違いありません。

2020年にはYouTubeにも参入。

YouTube:青汁王子(公式

2022年現在は、株式会社みさきホールディングスの代表取締役を務めながら、投資活動や若手起業家の育成にも精を出しています。

※青汁王子の詳しい経歴の記事はこちら(リンクをつける)

まとめ

青汁王子が所有する異次元の資産額は、アフィリエイトで得た利益を元手に投資やビジネスを行ったから得ることができたということがわかりました!

成功し大きな収入を得るために必要なものは、学歴ではありません。本当に必要なのは地頭の良さと発信力、そして継続する力なのだということを、青汁王子は体現しています。

「あきらめるのは、死ぬほど努力してからにしてほしい」

という青汁王子の言葉は、ワークライフバランスを求めすぎて競争力が弱くなった日本人の心を鼓舞してくれるものです。

彼の夢である、”1000億円企業”の誕生が待ち遠しいですね。

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