青汁王子「三崎 優太」のコトをまとめました

YouTubeやTwitterなどのSNSで様々な話題を振りまき続ける「青汁王子」。

「青汁いっぱい売って、脱税で逮捕された人でしょ?」という”犯罪者イメージ”だけが残っている人もいるのではないでしょうか。

しかし、彼の生き方こそ、カオス溢れた現在で成功する方法を体現しています。資金を作る、話題を作る、発信する…。高校生の頃から常に時代を先取りした青汁王子とは、いったいどのような人物なのでしょうか?

知れば知るほど、青汁王子は凄まじいビジネスセンス&人間的魅力の持ち主であることが理解できます。

関連記事も含めて読んでいただくことで、青汁王子の経歴や話題性、最近の活動内容を究極に理解できる内容にしています。

青汁王子とは?

是非、全ての記事に目を通してみてください。

青汁王子は、本名を「三崎 優太」といいます。起業家、実業家、YouTuber、タレントと幅広い肩書きを持っています。 北海道札幌市出身で、クラーク記念国際高等学校が最終学歴です。株式会社メディアハーツの創業者であり、現在は株式会社みさきホールディングスの代表取締役です。

181cmの長身、かつ端正な顔立ちで、”王子”の名に恥じないルックスを誇ります。”青汁王子”という異名は「すっきりフルーツ青汁」の大ヒットによって億万長者になったこと、そしてイケメンであることに由来します。

そんな青汁王子の名前の由来や経歴、話題性などについて詳しくみていきましょう。

青汁王子の経歴

青汁王子は、1989年3月29日に北海道札幌市で生まれました。ほどなくして、父親の仕事の関係で道東の北見市へと引っ越します。中学卒業までは北見市で過ごしますが、自身の希望で札幌の高校へと進学します。

札幌クラーク記念国際高等学校在籍時にアフィリエイトビジネスに出会い、4か月後にはなんと月収400万円を達成。

高校卒業後、株式会社メディアハーツを起業。2014年には美容通信販売事業に参入。「すっきりフルーツ青汁」は累計1億3,000万本もの販売実績を叩きだし、株式会社メディアハーツを年商130億円の会社へと成長させたことで世間の注目を浴びます。

すっきりフルーツ青汁が大ヒットした理由は、

①美味しくないことが前提としてあった青汁カテゴリーに「美味しくて健康美容に良い青汁」という商品を作り出し、消費者が求めていたものを直感で見抜いたこと。

②そして、既存の小売業者などを通さずにメーカーが作った商品を直接消費者に販売する『D2C(Direct to Consumerの略で、製造者がダイレクトに消費者と取り引きをすること』を行ったこと

にあります。

しかし青汁絶頂期は長く続かず、2019年に法人税法違反(脱税)で逮捕。

釈放後は、世間から大バッシングを浴びつつも見事に復活し、YouTuber、そして起業家として活躍しています。

現在の年収は20〜30億円とも言われており、その経営手法に憧れる若手経営者はとても多く、自身の経営哲学を指導する立場にあります。

※青汁王子のさらに詳しい経歴はこちらの記事

高校生で月収400万円!青汁王子の成功はアフィリエイトが土台だった

青汁王子のサクセスストーリーは高校生在学中にスタートします。

青汁王子は高校生のときにガラケー向けのゲーム攻略サイトを作り、そのサイトでアフィリエイトを行うことによって最終的には月収400万円という驚異的な売上を作ります。この成功の裏には、高校生の頃から青汁王子に備わっていた「徹底したリサーチ力」があります。

「選ぶ市場」「ターゲット」「販売手法」が見事に時代にマッチし、平均的な社会人の年収レベルを1か月で稼ぐという偉業を成し遂げます。

このアフィリエイトビジネスは非常に順調に伸長し、高校卒業後には自身の初めての会社である「株式会社メディアハーツ」を創業します。

”アフィリエイト”こそが青汁王子のビジネスの原点であり、以降の会社経営にもその手法の数々を駆使することで、青汁王子の名前を世間に知らしめた”あの商品”の大ヒットの礎ともなっていくのです。

打算的で何が悪い!?「すっきりフルーツ青汁」誕生の背景

アフィリエイトビジネスで順調に会社の売上は伸びていましたが、社員の裏切り行為などもあり、2010年に株式会社メディアハーツはいったん休眠します。

不運は続き、休眠中に詐欺系投資ファンドに騙されてしまい1億3000万円を喪失、青汁王子はほぼ無一文となってしまいます…。

「ビジネスで成功するしか再起の道は残されていない」と背水の陣の覚悟を持った青汁王子。

しかし、以前は順調だったガラケー向けアフィリエイトはすでに下火となっており、どのようなビジネスモデルに進むのか悩んでいました。

最終的に、青汁王子が目を付けたのは美容通信販売事業でした。

販売する商品として青汁を選んだのは、実家にあった青汁がマズくて飲みづらいことにありました。「健康に良い商品なのにもったいない。もっと美味しい青汁を作ったら、若い人を巻き込んでたくさん売れるのではないか?」とインスピレーションを感じ、開発がスタート。”売れる青汁”というゴールを設定し、そのために市場と原材料を徹底リサーチ。その結果、生み出された商品がすっきりフルーツ青汁なのです。

このように書くと

「自分が惚れ込んだ商品を作って販売したのではなく、売れるための商品を打算的に作ったのか?」

と眉をひそめる方もいるかもしれません。

青汁王子は言っています。

「ビジネスにおいて、打算的で何が悪いの?」

と。

ビジネスで失敗する可能性が高いのは、市場を深く把握せず、自分の好きなことで勝負しようとするときです。自分の好きなこと(商品)に対しては情熱があるので、市場も受け入れてくれるだろうと勘違いしやすいことが原因です。ニッチな人々にハマることはあっても、ビジネスとして大きな成功を掴めるかと言えば難しいでしょう。

「徹底したリサーチを重ね、売れる青汁を作る!」という非常に明快なコンセプトから逆算され、”緻密に設計された”すっきりフルーツ青汁は

①美味しい

②かわいいパッケージ

③すっきりサポート成分を配合

④体の調子をサポートする喜ぶ81種類の酵素配合

⑤美容のためにフルーツ由来のプラセンタや天然由来のセラミドを配合

といった特徴を備えた商品となりました。

すっきりフルーツ青汁は大多数の人々が求める最適解の青汁として認知され、たくさんの愛飲者を生むことになりました。

「会社は命!」と言い切る青汁王子の会社経営論とは?

青汁王子は「生涯起業家」を宣言しています。

「会社は命である」と断言する青汁王子の会社に対する持論はどのようなものなのでしょうか。

青汁王子本人が代表取締役として経営した会社は2つあります。

1つめは高校卒業後の2007年に創業した「株式会社メディアハーツ」

2つめは2020年に設立し、現在も代表取締役である「株式会社みさきホールディングス」です。

引用:YouTube

青汁王子はビジネスに対して”リアルな経営”というところに非常に強くこだわっており、「ただお金を稼げばいい」というような考えを持ちあわせていないことがわかります。

青汁王子レベルの成功者であればオンラインサロンで経営手法を教えてお金を稼ぐことは簡単ですが、それは彼の経営哲学にはそぐわないようです。

「経営者なら、経営で勝負しろ!」というのは名言ですね。

若手経営者の成功をサポート!青汁王子の「若者のみらい応援基金」

引用:https://nikkan-spa.jp/1679434/wok01

2020年6月29日に青汁王子は「三崎優太 若者のみらい応援基金」に1億円の寄付をし、日本の未来を支える若者の支援を行うことを発表しました。

この「若者のみらい応援基金」の目的は、夢を閉ざされた学生や起業後苦難に立たされている若手経営者など、日本の未来を支える若者(15〜34歳)を対象に資金援助をするというものです。

さらに9月にはビジネスコンテストの形をとり、見事選ばれた優秀な若手経営者には返済義務のない給付型の助成金を援助すると発表。最優秀賞にはなんと1000万円。200件以上の応募があったようです。

引用:https://tetsudo-ch.com/10716239.html

このときのコンテストで最優秀賞として一千万円の助成金を獲得したのは「あまいスイカ」代表の佐藤洸さんという方でした。「後継者不足が深刻な農業の中でも、その傾向が特に顕著なスイカ業界になんとか貢献したい」という熱い思いが青汁王子の心の琴線に触れたようです。

佐藤さんは青汁王子を”夢を力強く後押ししてくれた恩人”と称え、「今後は若者に経営の楽しさを伝えるべく頑張って行きたいです」と締め括っていました。

青汁王子は「様々なビジネスを立ち上げ、成功もあれば多くの失敗も重ねてきました。若者には失敗を恐れずチャレンジして、そして叶えて欲しい。これからも若者たちが未来に明るい希望を持って進めるよう、全力で応援していきたいです。」と活動の継続を見据えていることを示唆したコメントを残しています。

次回のコンテストで最優秀賞に選ばれるのは、あなたのビジネスアイデアかもしれません。

青汁王子はビジネスでSNSをどのように活用している?

青汁王子はビジネスの飛躍のために「SNS」を非常に上手に使っています。ツイートや動画の投稿などで多くの人から注目を浴びることに成功することで、ビジネススケールを大きく上げることに成功しています。

青汁王子とSNSの関係性

青汁王子は「すっきりフルーツ青汁」を大ヒットさせた当時、次世代の経営者としてたびたびメディアに登場。ルックスもよく、いわゆる「持っている人間」として紹介されていました。その華やかな生活は、羨望とともに嫉妬対象にもなっていきます。良くも悪くも、知名度は大きく上がりました。

しかし、脱税の容疑で逮捕され、有罪判決が出てからは、今までとは違った形で世間にその名を広めていきます。

逮捕後はやはり世間の批判が大きく、表立ったビジネスができない状況に陥った青汁王子はSNSに活路を見出します。

2019年7月頃からSNSで活発に活動を開始。アルバイト先の焼き鳥店に女装して出勤したり、店長と言い争いになった結果クビになる様子、パートナーに別れを告げられる一部始終など、過激な動画を多数投稿し、SNSで広く拡散されました。

これらは強烈な内容の動画であることから「青汁劇場」と名付けられました。

Twitterでは過激な投稿、そして一種のパフォーマンスとも思える様々な企画を連発して世に送り出し続けます。炎上することも多かったのですが、結果として”青汁王子”という名前を世間は忘れることができない状況を作り出しました。

ビジネスにおいて「知名度」は非常に重要なファクターであり、今後を考えての炎上商法だったところに青汁王子の先見の明を感じます。

また、2019年8月19日には、新宿歌舞伎町にホストとしてデビューを果たし、わずか13日間で8,000万円以上もの売上を挙げました。このような過激な動画や世間から注目を集める行動をとった理由は、「世間に忘れられたくない」、「日本の未来のために国民が考えるべき問題を提議したい」の2つだと明かしています。

青汁王子のSNS活動は、初期の頃こそ過激な動画投稿や内容、そして突飛な企画の告知(お金配りなど)が多かった印象がありますが、後にはビジネスに対する青汁王子の考え方や近況報告の比重が増えました。

注目度が増していくとアンチも増えてくるので、しばしばいわれなき誹謗中傷も受けています。青汁王子の名を語る”ニセ王子”まで現れ、「このツイートをリツイートした人全員に100万円を配ります」、「このツイートをリツイートした人の中から抽選で10名にiTunesカード1万円分をプレゼントします」といういかにも怪しげな内容にも関わらず、騙されてしまう人がいるようです。

ですが、「イミテーション」が現れるのは「本物」に価値がある場合だけです。

青汁王子は、絶大な力を持つインフルエンサーとなったことで自身の価値を高め、様々なビジネスを円滑に推進しています。

青汁王子、最近(2022年)の主なニュース

2022年も青汁王子からは、やはり目が離せません。表立ったビジネスの話はありませんが、ニュースのなかに青汁王子の思惑が透けて見えるかも!?

■2021年年末〜2022年年始にかけて、まずは居候させていたあの迷惑系YouTuberへずまりゅうを青汁ヒルズから強制退去させるところからスタート!

引用:YouTube

更生を願っていた青汁王子の願いは、むなしく散ってしまいました…。働かないわ、女性は連れ込むわ、部屋は汚すわで青汁ヒルズの治安と風紀を乱すことしかしないへずまに対して堪忍袋の緒が切れた青汁王子。へずまを故郷の山口県へと強制送還します。

このような動画を見ると「ネタでしょ?」と思う方が大半でしょう。もちろんある程度はネタだと思うのですが、そのネタの端々で語られる「青汁王子の考え方」が彼のチャンネルが大人気の理由なのです。

彼のネタ(あえてそう言います)の根底には「困っている人間に手を差し伸べたい。成功させたい」という青汁王子の理念を感じます。

※気になる成功者のおうち拝見!青汁王子の青汁ヒルズとは

引用:https://tandc.tokyo/works/works-1096/

へずまりゅうを居候させていた青汁ヒルズとは、青汁王子が丸ごと一棟借りている都内某所にある一等地のマンションです。青汁王子はマンション1棟丸ごと借りているそうです。1か月の家賃はまさかの総額1700万円…。このような極上マンションに一時的にでもタダで住むことができたへずまりゅうは本当にラッキーでした。

■3月には浅倉未来がスペシャルアドバイザーを務める格闘技大会「BreakingDown」に出場。「仕事のかたわらに週3〜4日は練習していた」という青汁王子は、会津最強の喧嘩屋・久保田選手を相手に堂々と戦いました。

久保田選手のパンチを浴びて鼻から大量出血するも、ノックアウトすることなく1分間を戦い終えましたが、惜しくも1対2の判定で破れました。

引用:https://sirabee.com/2022/03/22/20162821679/

試合後の控室では「こんなに悔しいとは思わんかった。こんな悔しいことはないからね」と涙を流して心情を吐露していた青汁王子。しかし翌日には「挑戦できて良かった。明日からも挑戦し続ける!」と宣言し、充実感を漂わせていたのが印象的でした。

ビジネスで大成功していても、常に何か新しいことにチャレンジし、そこから自分なりの意義を見出す姿勢こそが成功者の資質です。

■そして5月20日未明…。なんと青汁王子は東京都内の自宅マンションから救急搬送されました。理由は某YouTuberによる誹謗中傷に精神的に参ってしまったことによって、衝動的に薬を大量服用したからだそうです。命に別状がなかったことは不幸中の幸いでした。

2022年7月現在、すでに体調は回復し、この騒動について青汁王子本人が語っているYouTube動画もアップされています。

発信者、そして成功者としてある程度の誹謗中傷はあるのでしょうが、今回の件は度を越したものだったようです。いずれにせよ、無事に回復して本当によかったです。

2022年、青汁王子は33歳。まだまだ若く、世の中に革命を起こすことができるビジネスセンスを持ち合わせた人物です。

これからも、青汁王子の活動から目を離すことができませんね!

まとめ

青汁王子の生き方はかなり壮絶であり、全ての人々が簡単に真似できるものではないと思います。

しかし、彼の考え方や行動の何かしらを1つでも取り入れることができたなら、私たちの仕事の成果もググッと上がる可能性は十二分にあります。

この記事を読んで青汁王子に興味をもったなら、ぜひリンクの関連記事も読んでみてください。この記事だけでは紹介しきれなかった彼の哲学や手法に、さらに深く斬りこんでいます。

あなたの現在がもしも煮詰まっている状況であるなら、生活やビジネスの一部に青汁王子の思考を活かすことで、大きな変化が出るかもしれません。

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