青汁のメーカー、それぞれの特徴や商品はどのようなものがあるの?
青汁にはさまざまなメーカーから青汁の商品を販売していますが、メーカーそれぞれにこだわりがあり、原料も1種類から複数種類の野菜、大麦若葉のみやケールのみに絞った製品など多岐に渡ります。
そこで、今回はそれぞれのメーカーの特徴や商品のラインナップも合わせてご紹介します。
商品選びの参考にしてみてください。
青汁メーカーと商品のラインナップをご紹介
伊藤園
伊藤園と言えば緑茶のイメージがありますが、今では青汁ブランドを立ち上げてさまざまな青汁のタイプもあり、種類のラインナップも豊富で消費者は選びやすくなっています。
伊藤園の青汁は、粉末タイプでも無糖タイプ、豆乳はちみつ入りタイプがあり、ペットボトルのタイプ、125mlの紙パックのドリンクタイプ、1000mlの紙パックのドリンクタイプとそれぞれ豊富な品揃えです。
ドリンクタイプの青汁としては、全体の35%もシェアを占めておりコンビニやスーパーでも購入しやすくなっています。
味もさっぱりしていて、商品によっては抹茶や緑茶も入っているのでとても飲みやすく仕上がっています。
商品のラインナップ
ドリンクタイプ
- 「毎日一杯の青汁」
超微細粉末で粉っぽい青汁から飲みやすい青汁へ
国産原料100%の大麦若葉使用
ナチュラルグリーン製法という独自開発した製法を用いることで長期保存しても鮮やかな緑色をキープしている
無糖タイプで、気になるカロリーや糖質ゼロ
ドリンクタイプはペットボトルタイプと紙パックタイプの2種類を販売
紙パックタイプは栄養機能食品としてビタミンE配合
- 紙パックタイプ「まろやか豆乳ミックス」
青汁が苦手な人向けに豆乳と黒糖入りでまろやかな味わい仕上げ
粉末タイプ
- 「毎日1杯の青汁(糖類不使用)」
7種類の国産で作られた無添加の野菜で製造
植物性乳酸菌、酵素、食物繊維を配合
- 「毎日1杯の青汁(まろやか豆乳ミックス)」
上記と同じく7種類の国産野菜で製造
カルシウムを配合
- 「毎日1杯の青汁(おいしいフルーツミックス)」
上記と同じく7種類の国産野菜で製造
青汁が苦手なお子様でも飲みやすくするために、パイナップル果汁パウダーやリンゴエキス、リンゴ果汁パウダー、伊予間オイルパウダー、ゆず皮粉末、黒糖入り
鉄分を配合
山本漢方
山本漢方は元々は漢方をメインとした商品の品揃えがあり、その中でも青汁の分野でも人気ランキングの上位に君臨しています。
山本漢方の青汁は、大麦若葉100%使用していて保存料、添加物無添加の青汁の他にも乳酸菌入り、オメガ3など種類も豊富にあります。
大麦若葉の青汁の飲みやすさは微細粉末でコップに入れると粉末が舞い上がるほど微粒で溶けやすく、サラッとした飲みごごちで、牛乳や豆乳と割るよりも水やお湯で割って飲む方が飲みやすい青汁です。
商品のラインナップ
- 「大麦若葉粉末100%」
大麦若葉100%使用
超微細粉末製造で水に溶けやすい
青汁独特なニオイやクセがなく、水と割って飲んでも飲みやすい
(筆者は色々な飲み物と割って飲んでみたものの、水で割って飲む方が飲みやすく、朝はお湯で割って緑茶のようにして飲み続けました)
- 「乳酸菌大麦若葉」
YK-1乳酸菌入り
善玉菌のエサになるビートオリゴ糖も配合
「オメガ3+大麦若葉粉末」
不飽和脂肪酸のオメガ3+を配合
血液系が気になる人におすすめ
オメガ3+に加えて、ハワイアンスピルリナ、チアシード入りでつぶつぶ食感を味わえる
- 「大麦若葉青汁粒100%」
粉末タイプな苦手な人向けの錠剤タイプ
大麦若葉100%配合
錠剤タイプでも、コップに錠剤を入れて水を注いで飲むことも可能
ヤクルトヘルスフーズ
ヤクルトと言えば、お腹をサポートする飲み物として有名ですが、青汁ブランドにもチカラを入れています。
商品のラインナップ
ヤクルトの青汁や大麦若葉、ケール、大麦若葉とケールを合わせたもの、ヤクルトオリジナルのハイパーケールの4種類に分類されています。
大麦若葉
- 「青汁のめぐり」
食物繊維(難消化デキストリン)とヤクルトのオリゴ糖が入っており、
オリゴ糖のおかげで後味はほんのり甘く仕上がった青汁
国産大麦若葉を使用
(筆者は青汁のめぐりを飲む際には、牛乳や豆乳で割るとほんの少し甘みがありラテ風な飲みごごちで飲みやすく続けやすい印象を持ちました)
- 「私の青汁」
国産大麦若葉を原料にしており、青汁のめぐりとは違いさっぱりとした飲みごごち
国産の大麦若葉に加えて葉酸やビタミンD配合
カラダ計画大麦若葉は特定保健用食品として、お腹をサポートする成分入り
もちろん大麦若葉の栄養もそのまま補給
- 「朝のフルーツ青汁」
フルーツエキスを入れることでお子様でも飲みやすい仕上がりでさわやかで朝の栄養不足を補うにはピッタリの青汁
- 「ギュッとしぼったヤクルトの青汁」
ヤクルトこだわりの「大麦若葉を朝摘みして、生絞り製法」で仕上がった青汁
- 「私の青汁すっきり仕立て」
ヤクルトの青汁の新商品
今までの私の青汁をさらにすっきりと飲みやすく改良された青汁
- 「ヤクルトのおいしく栄養!こども青汁」
小さなお子様がいらっしゃるご家庭向きの青汁
いちご風味の青汁で野菜嫌いで野菜を食べてくれないお子様向け仕立て
お子様の栄養補給におすすめ
ケール
- 「ヤクルトの国産ケール青汁」
フレッシュマイルド製法を採用
毎日飲み続けられるように作られた青汁
- 「ケールのめぐり」
ケールにヤクルトのオリゴ糖を配合した青汁
- 「青汁のめぐり ケール」
青汁のめぐりのケールバージョン
食物繊維(難消化デキストリン)とヤクルトのオリゴ糖を配合した国産ケール使用
- 「まろやかケール」
国産ケールを原料に使用し、コクやうまみがあり、はっきりとした味わい仕立て
ファンケル
ファンケルはケール主体の青汁で、国産100%のケール使用で、土壌作りからこだわりを持っており、ケールを良い品質状態で栽培しています。
商品によっては、ファンケル独自のシェイカーもついていることもあり、新たにシェイカーを買う必要がなく購入後すぐに飲むことができるのはありがたいです。
ファンケルは粉末タイプと冷凍タイプがあり、どちらもケール主体で作られています。
ファンケルの専門店で購入することもできるので、百貨店に訪れた際には一度購入されてみてはいかがでしょうか?
粉末タイプと冷凍タイプを筆者は飲んだことがありますが、粉末タイプは飲みやすく続けやすいと思ったのですが、冷凍タイプはケールの味が独特でニオイが口の中に広がり、飲みにくくリンゴジュースで割ってなんとか飲み切りました。
感じ方には個人差があるので飲みなれると普通に感じるのかもしれません。
商品のラインナップ
- 「1食分のケール青汁」
独自の製法でケールのクセを抑えており、液体状から粉末状にすることで、溶けやすく飲み心地にもこだわり、飲みやすい仕上がり
◆冷凍タイプの青汁
冷凍タイプの青汁で生のケールを絞った状態を袋詰めしてそのまま冷凍
電子レンジで解凍して飲む
粉末タイプと比較すると独特のニオイとクセが強めのため、ケール自体が好きな人向け
キューサイ
キューサイは世の中に知られるきっかけとなった青汁の商品です。
元々は九州でCMを作っていて、のちに全国区でCMが放送されるようになり、「まずい!もう一杯!」というセリフが有名になり知られるようになりました。
当時は苦くて独特のニオイがあったため、バラエティー番組では罰ゲームとして使用されていましたが、健康ブームや野菜高騰の追い風やメーカーの企業努力もあり過去のような「青汁=まずい飲み物」ではなくなりました。
商品のラインナップ
- 「ザ・ケール」
冷凍タイプでロングセラー商品
国産のケールを生の状態で絞って、そのまま急速冷凍した商品
- 「ザ・ケール」の粉末タイプ
外出時でも持ち運んで水と割って飲めるように分包タイプ
もちろん、国産ケール100%使用
- 「ケールdeキレイ スペシャルアソート」
ケールに加えて4種類のフレーバーでその日の好みに合わせて飲むことができる商品
キューサイは現在は、ケールdeキレイにチカラを入れている
アサヒグループ食品
アサヒグループ食品が作る青汁は、九州地方で育った大麦若葉で、栽培からしっかりと管理されて収穫されています。
収穫後は、そのまま工場へ届けられて新鮮なうちに乾燥・微細粉砕しており、さらっとした飲みやすい青汁に仕上がっています。
保存料や着色料は無添加です。
商品のラインナップ
- 「乳酸菌+酵素 大麦若葉」
九州地方で育った大麦若葉を青汁に使用
ニオイやクセがなくさっぱりとした飲みごごち
乳酸菌EC-12を300億個も配合
熱や酸などにも強い有胞子乳酸菌を1億個も配合
2種類の乳酸菌に加えて活性のある酵素・穀物発酵エキス末配合
善玉菌のエサになるフラクトオリゴ糖も配合
日本薬研
日本薬研の青汁は、九州の契約農家で育てられた純国産の原料のみを使用した大麦若葉を使用した青汁です。
特に金の青汁はテレビや新聞にも紹介されています。
無農薬栽培で育てており、残留農薬や放射能検査も定期的に行っており安全性も高い青汁です。
九州での栽培から工場も国内で行っています。
商品のラインナップ
- 「金の青汁 純国産大麦若葉」
契約農家で栽培し、無農薬、香料・着色料は無添加
収穫から24時間以内に加工し、鮮度をキープ
抹茶風味で青汁独特のクセがなく、すっきりとして飲みやすい仕上がり
- 「金の青汁 25種類の国産野菜」
日本国内で栽培された25種類の野菜を使用
農薬不使用
味は沖縄産黒糖を使用し、少し甘みがある
腸内まで届く乳酸菌を1袋に200億個配合し活性のある酵素・青パパイヤ由来の酵素を配合
アサヒ緑健
アサヒ緑健はテレビCMで多くの人に知られている青汁メーカーです。
青汁としては、大麦若葉を主原料として、オリゴ糖や水溶性食物繊維が配合されています。
お腹のための食物繊維、乳酸菌、オリゴ糖が入っていて大麦若葉の栄養素もあり、栄養成分が高い青汁です。
飲み心地は、抹茶入りのため、お茶感覚ですっきりとした味でおいしく毎日続けやすく仕上がっています。
商品のラインナップ
- 「緑効青汁」
農林水産省に認められた有機JASマーク付きで化学肥料、化学的な農薬などを使用せず有機栽培で大麦若葉を栽培している
ダブル乳酸菌として、「バリアコート乳酸菌」「有胞子乳酸菌」配合で生きたまま腸に届く
大麦若葉が元からある食物繊維と2種類の水溶性食物繊維を配合、毎日お腹スッキリをサポート
善玉菌を増やすエサになる「イソマルトオリゴ糖」「フラクトオリゴ糖」のダブルオリゴ糖を配合
森永製菓
森永製菓の青汁は「天使の健康」という通信販売から販売されています。
特徴として、紙パックタイプで、粉末タイプとは異なり水と割って混ぜる必要がなく、飲みたい時にすぐに飲めるメリットがあります。
飲み心地はさっぱりとしていて、毎日継続して飲み続けやすい味わいです。
商品のラインナップ
- 「森永のおいしい青汁」
特徴は、長野県八ケ岳の農家で収穫されている国産のケールを使用
機能性表示食品で、脂肪や血糖値、お腹の中が気になる人におすすめ
砂糖、食塩、香料、保存料不使用でISO22000、FSSC22000という食品安全マネジメントシステムや食品安全システム認証を受けた工場で製造
飲み心地は野菜の甘さがあり、さっぱりとした飲みごごち
粉末タイプの独特な味が苦手な人はドリンクタイプの青汁をおすすめしたい
売れ筋ランキング(Amazon2020/11/27調べ)
Amazonにて青汁の売れ筋ランキングを調べてみました!
1位 【ヤクルト 青汁のめぐり7.5g×30袋】
2位 【ヤクルト 私の青汁4g×30袋】
3位 【山本漢方製薬 大麦若葉100% 3g×220包】
4位 【日本薬研 金の青汁 純国産大麦若葉100%粉末 14袋】
5位 【アサヒグループ食品 乳酸菌+酵素 大麦若葉60袋】
6位 【ヤクルト 青汁のめぐり 緑のcafe 7.5g×60袋】
7位 【山本漢方製薬 大麦若葉100% 徳用 3g×44包】
8位 【伊藤園 毎日一杯の青汁 粉末タイプ(フルーツミックス)5.0g×20包】
9位 【ヤクルト 朝のフルーツ青汁 7g×15袋】
10位 【日本薬研 金の青汁 25種の純国産野菜 乳酸菌×酵素 30包】
青汁のメーカーは健康を意識した消費者に向けて日々研究を重ねています
今回は、青汁のメーカーということで、それぞれのメーカーと主な商品について詳しくご紹介しました。
青汁1つでもケール主体や大麦若葉を採用したり、消費者の飲みやすさを意識した青汁作りを日夜研究していて今や青汁市場は1050億円にもなっています。
それだけ、健康を意識した消費者のことを考えて飲み続けやすいものを届けたいという思いが伝わってきました。
Amazonでの売れ筋ランキングには海外から輸入してまで飲みたいという海外在住の外国の方が購入されている青汁もランキングに入っています。
どのメーカーが自分に合っているのか飲み比べてみるのも楽しいですよ。
筆者は各種メーカーの青汁を購入し、飲み比べたり、飲み物と合わせてみたりして楽しんでいます。
そこで、自分に合う青汁もあれば合わない青汁もあるので是非、ここにピックアップさせていただいた青汁を参考にしてもらえると嬉しいです。