青汁の値段はどれぐらい?値段の決まり方と相場を解説

青汁の値段はピンキリのため、今ひとつ相場がわからない方もいるでしょう。相場から大きく外れた値段の青汁を選ぶときは、効果や品質、安全性が値段に見合っているか十分な確認が必要です。青汁の値段と品質の理解を深めるために、値段の決まり方と相場について確認しておきましょう。ここでは、青汁の値段の決まり方と相場、安く購入する方法まで詳しくご紹介します。

青汁の値段の相場

青汁の値段の相場は、1ヶ月あたり約2,400~4,800円です。1日1杯とした場合、1日約80~160円となります。値段の相場を大きく下回る青汁や、反対に大きく上回る青汁を選ぶときは、値段と品質や安全性、効果などが見合っているか十分に確認しましょう。

青汁の値段の相場は、容量や粉末・液体などで異なります。気になる青汁をいくつかピックアップして、値段の平均値を算出すると、大体の相場がわかります。

青汁の値段の決まり方

そもそも、青汁の値段はどのように決まるのでしょうか。青汁の値段の決まり方について詳しくみていきましょう。

原材料のコスト

原材料のコストとは、青汁の原材料の調達にかかるコストのことです。オーガニックや希少な植物を使用した青汁は、原材料の製造から高いコストがかかります。そのため、一般的な原材料を使用した青汁と比べて値段がどうしても高くなるのです。ただし、オーガニックや希少な植物が必ずしも健康効果が高いとは限りません。

製造コスト

製造コストは、原材料から青汁を作るときにかかるコストです。製造コストには、工場の人件費、設備費、電気代などが含まれます。完全な無人で製造できれば製造コストが安くなるように思えますが、そのような製造機械は高額なため、維持コストが高くなります。

現代では、製造コストを抑えるために海外の工場で生産しているメーカーが少なくありません。また、青汁の製造工程の一部のみを日本の工場で行い、「国内生産」として販売しているケースもあります。

国内で最初から最後まで製造した場合、どうしても製造コストが高くなります。一般的には、国内生産は品質や安全性が高いとされていますが、必ずしもそうとは限りません。海外でも高品質な青汁を作れる工場は存在するため、生産国に惑わされないようにしましょう。

広告費

広告費は、青汁をより多くの人に知ってもらうための宣伝行為にかかる費用です。青汁を販売する前に、まずは世間の人に存在を知ってもらう必要があります。広告費を削減すれば低コストで青汁を作れますが、どれだけ品質や値段、効果が優秀でも、存在を知ってもらえなければ売上は伸びません。そのため、広告費を十分にかけることが大切です。

広告費をかけることで売上が伸びやすくなるため、青汁の値段を据え置けます。値段が安いうえに、より多くの人に知ってもらえれば、販売数は右肩上がりに伸びるでしょう。

その結果、経費と利益のバランスをとれるのです。

パッケージデザイン

パッケージデザインからは、青汁の効果や品質、安全性などをイメージできます。他の青汁との差別化を目的に、オリジナリティに優れたパッケージデザインを採用しているメーカーは少なくありません。

パッケージデザインが優れていれば、購入したい気持ちが強くなるでしょう。反対に、ありふれたパッケージデザインでは、青汁としての魅力を感じてもらえません。そのため、パッケージデザインにこだわり、十分なコストをかけるメーカーが多いのです。

流通コスト

流通コストは、青汁を薬局やドラッグストア、購入者の元へ配送するときにかかるコストです。また、原材料を工場へ運ぶときの費用も流通コストに含まれます。メーカーとしては、商品の代金とは別に送料を支払ってもらいたいところですが、それでは青汁の購入意欲が削がれてしまうため、送料無料にこだわるメーカーが多い傾向があります。

しかし、青汁を送料無料で販売するには、商品の価格に流通コストを反映するしかありません。つまり、青汁の価格には送料も含まれているのです。

青汁の値段と効果は比例する?

青汁の値段と効果や品質、安全性を比べるときに気になるのが、値段と効果が比例するのかどうかではないでしょうか。青汁の値段と効果の関係性について詳しくみていきましょう。

値段と効果は比例しない

青汁の値段と効果は比例しません。青汁の値段には、原材料や製造、流通、デザイン、広告などの費用が含まれており、このうち効果に関係するのは原材料のみです。原材料以外にかかる費用が高いために青汁の値段が高くなる場合もあります。

このことから、値段と効果は比例しないと言えるのです。また、コストが高い原材料が必ずしも健康効果が高いとは限りません。コストが高い原材料は希少性が高く、栽培が難しいといったことが予想されますが、いずれも効果に直結する要因ではないでしょう。

健康効果が高い青汁を選びたいとき、値段が高いという理由だけで選ばないことが大切です。

値段が高いのに効果がない青汁もある

青汁の値段と効果は比例しません。それどころか、値段が高いのに効果がない青汁もあります。前述したとおり、青汁には原材料や製造のほか、流通や広告、デザインなどのコストがかかります。

このうち、広告やデザインに高いコストをかけて、優れた効果と品質を演出している青汁は、値段が高いのに効果がない可能性があるでしょう。ただ、広告費やデザイン費にどれだけ費用をかけているのかは、見極めることが困難です。

値段やパッケージデザイン、知名度に惑わされず、自分に合った青汁を選びましょう。

青汁を選ぶときのポイント

青汁を選ぶときは、自分に合っているかどうか十分に見極める必要があります。青汁を選ぶときのポイントは次のとおりです。

値段と成分を比較する

青汁の「値段」と「成分の配合量や種類」を比べて、妥当な値段かどうか確認しましょう。配合成分の量と種類は、効果と深く関係しています。そのため、値段と比較することで費用対効果がわかります。

費用対効果が低い青汁は、得られる健康効果に対して費用が高すぎるということです。青汁は健康維持のために飲むものなので、携帯性や味が優れていても、費用対効果が低いものは選ばないことをおすすめします。

続けやすい値段か確認する

どれだけ効果が高くても、予算オーバーの青汁は選ばない方がよいでしょう。青汁の健康効果を得るには、継続的に飲む必要があります。予算を超える青汁を定期購入すると、経済的な負担が大きくなり、いずれ飲むをやめてしまう恐れがあるでしょう。

青汁の値段を1日や半年、1年などに換算して、ランニングコストを算出してみてください。コストをあらゆる角度から確認して、経済的に続けられるのかどうか冷静に判断することが大切です。

飲みやすさにも注目する

青汁を選ぶときは、飲みやすさに注目が必要です。どれだけ効果が高くても、味が自分好みでなかったり口あたりが悪かったりすると、飲むのを早々にやめてしまう恐れがあります。製造法にこだわっていて値段が高いのに、味が今ひとつな青汁もあるため注意しましょう。

実際に、サンプルを試してみて、飲みやすさを確認することをおすすめします。また、飲みづらく感じた場合は、牛乳と混ぜてみてください。味がマイルドになり、甘味がプラスされて飲みやすくなる可能性があります。カルシウムやタンパク質なども補えて、健康効果も高まるでしょう。

青汁のコストを抑える方法

青汁のコストをできるだけ抑えたい場合は、次の方法がおすすめです。

定期購入する

定期購入は、毎月決まった日に1ヶ月分の青汁が届く仕組みです。青汁は、できるだけ長く続けることが大切なため、定期購入することをおすすめします。また、定期購入は通常価格の約10~30%OFFになることが多く、青汁をお得に購入できます。

ただし、定期購入の1回目は30%OFF、2回目は20%OFF、3回目以降は10%OFFなど、少しずつ割引率が下がる場合があります。また、2回目以降は割引適用なしの青汁もあるので、購入前に詳しい規約を確認しておきましょう。

また、最低3ヶ月続けなければ解約できなかったり、一定期間内の解約にキャンセル料がかかったりする場合もあります。割引率の変化に納得して購入したものの、キャンセル料がかかることを知って後悔する人は少なくありません。

定期購入はお得な購入方法ですが、細かい規約があるので、全て確認したうえで申し込みを検討しましょう。なお、キャンセル料や解約の縛りなどがなく、割引率が下がらない青汁も存在します。

安い青汁と組み合わせる

値段が高くもなく安くもない青汁と、安い青汁を組み合わせることで、総費用を抑えられます。1日単位でローテーションを組むとよいでしょう。安い青汁と一般的な値段の青汁を組み合わせたときの費用をシミュレーションしてみました。

【青汁A】
1日160円
1ヶ月4,800円

【青汁B】
1日100円
1ヶ月3,000円

1日単位でローテーションした場合・・・2,400円(青汁Aの15日分)+1,500円(青汁Bの15日分)=4,100円/月

このように、青汁Aだけを飲む場合よりも1ヶ月あたり700円安くなります。これを1年続けると、8,400円もコストダウンになります。

また、青汁Aを3日に1回のローテーションで飲む場合は、1,600円(青汁Aの10日分)+2,000円(青汁Bの20日分)=3,600円/月となり、青汁Aだけを飲む場合よりも1,200円/月、14,400円/年も安くなります。

ただし、値段がどれだけ安くても、効果がなければ元も子もありません。配合成分や品質、安全性などの基準を満たした青汁の中から、値段が安いものを選びましょう。

まとめ

青汁の値段には、原材料や製造、流通、広告、デザインなどにかかるコストが反映されています。そのため、値段が高い青汁が効果も高いとは限りません。青汁を選ぶときは、費用対効果や飲みやすさなどに注目しましょう。また、値段の問題を解消したい場合は、値段が安い青汁と組み合わせることも検討してみてください。

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