【大麦若葉主原料の青汁9選】大麦若葉が青汁の主役になる理由も紹介

最近ではクセのない味わいで飲みやすい大麦若葉がケールに続き、青汁の人気原料となりつつあります。

大麦若葉はあまりなじみのない野菜ですが、飲みやすい味だけでなく様々な健康効果が認められています。

そこで、大麦若葉の優れた栄養素や効能について詳しくまとめてみました。

青汁を飲みたくても、ケールが苦手でチャレンジできなかった方や大麦若葉青汁に興味がある方は、是非チェックしてみてください。

大麦若葉とは

大麦若葉とは、大麦が20〜60cm程度に成長した穂が出る前の若葉のことでビールや麦茶の原料となるイネ科の1種です。

中央アジアが原産で、古来より私たち哺乳動物に食されています。

他の野菜や穀物に比べてずば抜けた食物繊維や優れた栄養素が含まれているため、近年健康食品の原料として脚光を浴びています。

青汁素材として市場に登場してからは30年以上経過していますが、その飲みやすさから日本国内で愛飲されています。

優れた大麦若葉の栄養素

大麦若葉は食物繊維を始め、ビタミン、ミネラル、抗酸化フラボノイド、クロロフィルなど多くの有用成分がバランスよく含まれています。

さらに大麦若葉独自の酵素SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)には優れた抗酸化作用があり、様々な健康効果が期待されます。


数多くの栄養素が補えるため、野菜不足が気になる方や、栄養バランスが気になる方にもオススメですよ。

大麦若葉に含まれる栄養成分

・食物繊維・ビタミン(βカロテン、ビタミンB1、B2、B6、C、K、E、ビオチン、葉酸、ナイアシ  ン、パントテン酸等)
・ミネラル(カルシウム、カリウム、マグネシウム、ナトリウム、バナジウム、リン、  鉄、亜鉛、銅、マンガン、ケイ素)
・酵素群(SOD酵素、ペルオキシターゼ)
・アミノ酸(GABA、アルギニン、リジン、ヒスチジン、フェニルアラニン、チロシン、 ロイシン、イソロイシン、メチオニン、バリン)
・ポリフェノール(フラボノイド)
・クロロフィル・タンパク質
・その他(ルテイン、リノール酸、リノレン酸)

大麦若葉粉末の特徴

ケールとは一味違う大麦若葉にはどのような特徴があるのでしょうか?
以下で順番に解説します。

クセがない抹茶風味でレシピに使いやすい

苦味が少ない大麦若葉粉末は、青汁として飲むだけではなく料理などの様々なアレンジレシピに使えます。

大麦の香ばしい香りで生臭い食材のニオイ消しにも役立つため、納豆や海鮮類にふりかけても美味しく食べれます。

その他にもデザートレシピやフルーツとも相性抜群なので、小さいお子さんでもおやつがわりに栄養素を補給できます。

栄養素がバランス良く含まれる

ケールはビタミンCとβカロテン、カルシウムなどが群を抜いて豊富に含まれますが、大麦若葉はこれらの栄養素はもちろん、各種ビタミン、葉酸、カテキン、マグネシウム、鉄分、ミネラルなどの栄養素が全体的にバランス良く含まれています。

栄養素のバランスの良さでは、ケールより大麦若葉の方が勝っているといっても過言ではありません。

野菜不足を解消したい方や、栄養素をバランスよく摂取したい方にはケールより大麦若葉の青汁が適しているといえるでしょう。

大麦若葉の効能とは?

青汁の二大原料である大麦若葉の優れた作用については研究が重ねられ、現在までに様々な健康効果が認めています。

以下で、その効果について順番に解説します。

毎日のスッキリをサポートしてくれる

大麦若葉粉末3gに含まれる食物繊維はほうれん草2株分にも相当するのはご存知でしょうか。

食物繊維には、腸の水分を吸収して便のかさを増して腸壁を刺激する不溶性食物繊維と、便を柔らかくする水溶性食物繊維の2種類があり、1対2の割合で摂取するのが理想的とされています。

水溶性食物繊維が多い青汁の中でも、大麦若葉粉末は不溶性食物繊維も豊富に含んでいるため、毎日のスッキリをサポートしてくれます。

実際に大麦若葉末を使用した臨床試験では、便通の改善効果が認められています。

毎日のスッキリが習慣化すると、シェイプアップや美肌など女性とっても嬉しい効果があらわれます。
ダイエット中の方も大麦若葉の力を借りて、腸内環境から整えましょう。

生活習慣をサポート

大麦若葉にはミネラルの1種であるカリウムなどが豊富に含まれています。
カリウムには体内の塩分を排出して血圧を抑える作用が期待できます。

また大麦自体に含まれる大麦β-グルカンという成分は血中のコレステロールを抑える働きがあります。

実際に大麦若葉粉末を使った臨床試験では、高コレステロール血症に有効な働きをすることが確認され、現在でも研究が進められています。

参考*1(Nippon Shokuhin Kagaku Kogaku Kaishi Vol. 60, No. 1, 19∼24 (2013)大麦若葉末の高コレステロール血症改善作用
*2Effects of Young Barley Leaf Powder on Defecation Frequency and Fecal Characteristics of Healthy Volunteer

シェイプアップをサポート

お通じが良くなると腸内環境が整い、無駄な糖分や脂肪がたまりにくくなります。
また無駄なものがたまりにくくなると有害物質の産出が抑制され、結果様々な生活習慣病を予防してくれます。
シェイプアップを実感したいなら、腸内環境から整えましょう。

若々しさ・キレイをサポート

大麦若葉には抗酸化作用が強いと認められているビタミンC、ビタミンE、βカロチン、SOD酵素などの栄養素がバランス良く含まれています。

また妊娠や月経がある女性に不可欠な葉酸、鉄分なども多く含まれ、ビタミンB2が毎日のキレイをサポートしてくれますよ。

大麦若葉青汁の選び方

大麦若葉の青汁は加工の都合上、粉末のものがメインとなります。
そこで購入の際にチェックしておきたいポイントを以下にまとめてみました。
毎日、継続して飲むものだからこそ、これらのポイントは見逃せません。

フリーズドライ製法

栄養素が豊富に含まれる大麦若葉ですが、ビタミンや酵素などの栄養素は長時間の加熱に弱いのが弱点。

高温乾燥によって作られた粉末青汁では、せっかくの栄養素が損なわれている可能性もあります。

しっかりと大麦若葉の栄養素を補いたい場合、最低限の加熱処理で作られているフリーズドライ製法のものがオススメ。

フリーズドライ製法であれば、マイナス数十℃に瞬間凍結した原料を粉砕しているので生の原料と変わらない栄養素が摂取できます。

砂糖や合成添加物が使用されていない

クセがなく、香ばしい風味で飲みやすい大麦若葉の青汁は砂糖や合成添加物で味をごまかさなくても問題ありません。

好みにもよりますが甘さを調節したい場合、蜂蜜などの単糖類やフルーツを自分で追加した方が健康や美容に良いといえるでしょう。

無駄な糖分やカロリー、体に良くないものを摂取したくない方は、なるべく砂糖や合成添加物が使用されていない商品を選ぶようにしましょう。

国内産で産地が記載されているか

大麦若葉の粉末青汁は安ければ、数百円から購入できます。

リーズナブルな商品は家計に負担がかからず魅力的に感じますが、原料の産地が海外産であるケースも少なくありません。

海外産の原料全てが悪いわけではありませんが、過去には海外産の原料で農薬、カビ、漂白剤などの有害物質が検出された事例があります。

原料の原産地が海外でも、最終加工が日本であれば国産と表記することができます。
そのため、原料の原産地まで記載している商品の方が安心といえるでしょう。

個別包装されているか

大麦若葉は粉末状のものがほとんどです。

あまり外出されない方は大容量タイプでも問題ありませんが、仕事や学校で外出される方は個別包装されている方が便利です。

青汁は毎日継続して飲むものなので、個別包装タイプを選び飲み忘れがないように気をつけましょう。

ノンカフェインであるか

妊婦で大麦青汁の葉酸を摂取したい方や、子供で飲みたい場合、ノンカフェインであるかもチェックしておきましょう。

原料が大麦若葉のみなら問題ありませんが、商品によっては緑茶や抹茶などが含まれる場合があります。

緑茶や抹茶などにはカフェインが含まれます。

妊娠中のカフェイン摂取は海外の各機関で200〜300mg/日と定められており、この基準を超えなければ大きな心配はないとされています。

しかし、カフェインはできるだけ少ないに越したことはありません。
極力避けた方が賢明といえるでしょう。

大麦若葉主原料のオススメ青汁9選

トップバリュ こだわりの青汁

毎日のスッキリと飲みやすさを求める方に

産地にこだわり、自然の甘みが味わえる飲みやすい青汁です。

大分県産の大麦若葉を87.5%配合し、さらに桑の葉やえごま葉、オリーブ葉など契約農家で栽培された栄養素が豊富な原材料をバランスよくミックス。

さらに温州みかん未熟果粉末やビフィズス菌(BR-108株)などを配合しているため、必須脂肪酸のαリノレン酸やポリフェノールの1種ヘスペリジンなどの栄養素も補給できます。

ヤクルト 青汁のめぐり

おいしくて飲みやすい国産大麦若葉使用。無添加で安心

大麦若葉本来の味が味わえる青汁です。大分県国東半島の契約農家によって栽培された有機栽培の大麦若葉を使用。
消化酵素で分解されずに腸まで届くヤクルトのオリゴ糖が配合され、青汁が苦手な方にも飲みやすくなっています。
このオリゴ糖は腸内細菌の栄養となり、毎日のスッキリをサポートします。
大麦若葉の優れた栄養素をそのまま閉じ込める製法にプラスして無添加で作られているので、安心して毎日飲むことができます。

ユーワ 大麦若葉の青汁

野菜嫌いでも美味しく飲める!甘味料なしの大麦若葉粉末

無駄な成分が一切入っていない大麦若葉の青汁です。農薬を一切使用していない有機大麦若葉原料を粉末にし、無添加無着色で仕上げています。
大麦若葉本来のまろやかな抹茶風味が飲みやすく、野菜が苦手な方やお子様でも美味しく飲めます。
各種ビタミンや、アミノ酸食物繊維などはこのいっぱいで豊富に摂取できます。

山本漢方 大麦若葉粉末

コスパを求めるならコレ!サイズ展開も豊富

山本漢方の大麦若葉青汁は、なんといってもコスパの良さが強みといえるでしょう。

大麦の新芽を水に溶けやすい超微粉末にし、糖類などは全く加えていません。

においや味に個性がないので、素材本来のシンプルな味わいは飽きることがありません。
お試しサイズから特大サイズまでサイズ展開が豊富なので、自分に合ったペースで飲むことができます。

日本薬健 金の青汁 大麦若葉100%粉末

フレッシュパック方式採用の大麦若葉100%粉末

九州の契約農家で有機栽培された国産の大麦若葉を惜しみなく100%配合。
栽培から製造まで全て日本の純国産の青汁です。

鮮度保持するために、収穫から24時間以内に加工する「フレッシュパック方式」を採用し、香料着色料等は一切使用していません。
抹茶風味でありながらすっきりとした味わいで安心して飲みます。

タケイ 大麦若葉青汁

有機JAS認定。原料も生産管理も徹底された青汁

阿蘇地方を中心に有機栽培された大麦若葉を使用した青汁です。
特許製法である超微粉砕製法で、通常では取り除かれる食物繊維も残すことを実現。
また製造工場は有機JAS認定されているため、厳しい生産管理体制で衛生面でも安全です。
品質を求める方にオススメの青汁です。

もへじ 九州産大麦若葉 乳酸菌入り

シールド乳酸菌配合。5種の九州産野菜使用

人気ショップKALDIで購入できる、もへじの大麦若葉青汁はケールや明日葉、ブロッコリー、ほうれん草も配合されています。

すべて九州産で、これだけの野菜を使用しながら苦味やクセがなく、飲みやすい味わいです。

さらにヒト由来の乳酸菌であるシールド乳酸菌M- 1が1包に50億個配合され、健康をサポートしてくれます。豊富な栄養素でありながら、20包入りでワンコインとリーズナブルな価格も魅力の青汁です。

アサヒ 乳酸菌+酵素 大麦若葉

保存料・着色料無添加!若々しく過ごしたい方に
九州産の大麦若葉に桑葉末や乳酸菌E-12、熱に酸に強い有胞子性乳酸菌を配合し、活性型酵素や善玉菌の栄養になるフラクトオリゴ糖を1000㎎配合しています。
保存料、着色料はすべて無添加。
味やにおいにクセがなく、さっぱりとした味わいです。
微粉砕加工しているので、粉っぽさも気になりません。

なにわサプリ 栄養特化型青汁ヴィーダ(VI-DA)

大麦若葉だけではなく、バランスよく栄養を摂取したい方に

九州産の大麦若葉を主体とし、合計野菜14種、チアシードやカムカム、キヌア、スピルリナなど希少なスーパーフード18種も配合した豪華な青汁です。

人口甘味料や着色料は一切使用せず、桃果汁でフルーティな味わいにしている飲みやすいタイプです。

栄養特化型というだけあって栄養価は普通の青汁では摂取が難しい「鉄」「葉酸」なども摂取でき、食物繊維も1杯で4.5gも配合されており、チアシードとグルコマンナンも配合されているため、ドロッと感が凄く出るため、スムージーとしても楽しめる青汁とスムージーのハイブリット商品です。

これ一杯で済ませたい、という方にとっては魅力的な青汁と言えるでしょう。

飲みやすさを求めるなら大麦若葉がおすすめ

大麦若葉の優れた効能と飲みやすさについておわかりいただけたでしょうか。
青汁初心者に大麦若葉はイチオシの原料といえます。

「まずい」「苦い」といったイメージが先行して青汁を躊躇していた方は、まずは大麦若葉の商品から試してみて下さい。

今までのイメージが覆り、健康や美容に良い栄養素が補えるようになりますよ。

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