【口コミで話題】効果的なバターコーヒーダイエットのやり方とおすすめバター5選

数々の芸能人やタレントも取り入れているバターコーヒーダイエット。20kg以上の減量に成功している例もあることから、新しいダイエット法として注目を浴びています。今回はこのバターコーヒーダイエットの詳細とおすすめのアイテムについてご紹介します。

簡単にできるダイエット法なのでぜひ試してみてください。

そもそもバターコーヒーダイエットとは?

バターコーヒーとはブラックコーヒーの中に、「グラスフェッドバター」と「MCTオイル」を入れたもの。
前日の夕食を早めに済ませ、朝食をバターコーヒーに置き換えることで食事の間隔があき内臓が休まります。
バターコーヒーダイエットはこの朝ファスティングを利用して痩せやすい体質になるというダイエット法。
このバターコーヒーダイエットは『シリコンバレー式 最強の食事』の著者であるアメリカのIT企業家 デイブ・アスプリー氏によって考案されました。
当時150kgあった体重を減量、または体質改善するためにいろいろ試した結果、最終的に行き着いた方法です。
この方法によって150kgあった体重は100kgまで減量に成功し、ダイエット効果の他にも美容や体質改善にも効果が見られたため、有名セレブや芸能人なども取り入れられるようになったそうです。

グラスフェッドバターとは

バターコーヒーひとつ目の材料となるグラスフェッドバターは普通のバターと違い、自然の中で放牧し牧草で飼育された牛のミルクで作られた無塩バターです。

ビタミンA、E、Dなどの脂溶性ビタミンやビタミンK、カルシウム、リンが多く含まれ、オリーブオイルオイルなどに含まれる不飽和脂肪酸が豊富です。

とくに不飽和脂肪酸の中でもオメガ3とオメガ6は2:1と優秀なバランスで含まれています。

青魚などに含まれるオメガ3脂肪酸は、体内では作ることができません。
グラスフェッドバターではこのオメガ3脂肪酸が大量に摂取しやすく、さらにオメガ6脂肪酸とのバランスで体内の脂質バランスを整えてくれます。

普通のバターより、アッサリとした味わいでバターコーヒー以外にも『高栄養』『脂質バランス改善』を求める方に適しています。

MCTオイルとは

100%中鎖脂肪酸のMCTオイルは消化吸収が早く、ケトン体となっていち早くエネルギー源となってくれるため、体の脂肪になりません。

私たち人間の体はエネルギーが枯渇しないよう2つのエネルギー産出経路を持っています。
ひとつは「糖質」からの産出経路で、ふたつめは「脂肪」からの産出経路です。

糖質は血中のブドウ糖が吸収され、即効力のあるエネルギーとして使われますが長い間持続しません。
対して、脂肪によって作られたケトン体はエネルギーとして長時間持続します。

その差はブドウ糖がフルマラソン1回分に対して、体の中の脂肪はフルマラソン20回分に相当する程蓄えられています。

MCTオイルは、素早くエネルギー源となるだけでなく
体内にある脂肪をケトン体に変換して、消費してくれるため効率よく痩せることができるのです。

バターコーヒーダイエットで痩せる原理

バターコーヒーダイエットが痩せる秘密はその組み合わせにあります。
グラスフェッドバターには多くの「不飽和脂肪酸」が含まれ、MCTオイルは100%中鎖脂肪酸オイルです。
これらの相乗効果により、代謝がアップしやすく太りにくい体になるといわれています。


またコーヒーに含まれるカフェインには交感神経を刺激し、集中力を高める働きがあります。
また睡眠物質のひとつ「アデノシン」が神経細胞に作用し、眠気を覚ましてくれます。

朝食時に飲むことで脳を活性化、覚醒させ1日の集中力を高めてくれる効果が期待できます。

驚きの満腹感

バターコーヒーには食欲を抑える、消化管ホルモン「コレシストキニン」の分泌を促す作用があります。

コレシストキニンには胃から十二指腸に食べたものが運ばれるのを遅らす作用があり、長時間満腹感を持続させてくれます。

血糖値の上昇を緩やかにする

バターコーヒーを朝食の代わりに置き換えることで、無駄な炭水化物(糖質)の摂取を減らすことが可能です。
糖質の摂取を減らすと、物理的に血糖値の上昇も緩やかになります。
バターコーヒーには質の良い脂質が多く含まれるため、吸収が早く太りにくい脂肪が「ケトン体」となり糖質の代わりにエネルギー源となってくれます。

ケトン体は体内の脂肪からも分解されて作られるため、さらに脂肪燃焼効果も高まります。

脂肪の蓄積予防し脂肪燃焼

コーヒーに含まれるポリフェノールはクロロゲン酸によるもので優れたアンチエイジング効果はもちろん、脂肪燃焼作用や脂肪の蓄積を抑制する効果もあります。
グラスフェッドバターはタンパク質や不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。
さらにMCTオイルに含まれる中鎖脂肪酸はすぐに吸収され、糖の代わりにエネルギー源となってくれます。

これらの相乗効果でより代謝アップや脂肪燃焼、脂肪蓄積予防が見込めるのです。

デトックス効果

先ほども触れましたが、バターコーヒーは朝食を抜く朝ファスティングという考え方がルーツ。

人間は食べ物を一度摂取すると、消化に約18時間もの時間を要します。

朝食の代わりにバターコーヒーを飲むことで前日の夕食から翌日の昼食まで18時間しっかりと内臓を休めることができます。

内臓がしっかり休まることで体内の毒素や不要物が排出され、普段消化に使われていた栄養素が体の隅々まで行き渡ります。

体内の余分なものがなくなると美肌効果や便通改善など、美容にも嬉しい効果が実感できますよ。

バターコーヒーダイエットの正しい飲み方・方法とは? 

冒頭でバターコーヒーダイエットは朝食がわりに飲むとお伝えしましたが、厳密にいうと夕食後16〜18時間は食事をとらず、代わりにバターコーヒーを飲むというのが正しい方法です。

昼と夜の食事はケトン体を多く産出するために糖質制限を行いながら、高タンパクな食事メニューを意識すると良いでしょう。

バターコーヒーによりケトン体が増えているため、昼夜の食事は炭水化物(糖質)を全体的に控える方が多いようです。

さらに運動を追加すると、体の脂肪が燃えやすくなっているので効率よくシェイプアップ効果が見込めますよ。

バターコーヒーのレシピ・作り方

インスタントではないコーヒー豆(できれば無農薬、カビの一種マイコトキシンに汚染されていないもの)をドリップします。

次にドリップしたコーヒー約250mlにグラスフェッドバター無塩(10g程度)とMCTオイル(大さじ1程度)を入れかき混ぜてから飲むだけ。
スプーンなどではなかなか混ざってくれないので、100円均一などで売っているブレンダー(泡立て器)などを使うと便利です。

グラスフェッドバターがない場合、栄養価が高く、健康・美容効果の高いギ―でも代用は可能です。

ギーにはカゼインや乳糖が含まれていないので、乳製品を摂るとお腹が痛くなってしまう方はむしろギーの方が適しているかもしれません。

グラスフェッドバター由来のギーもあるので、溶かすのが面倒な方はチェックしてみましょう。

バターコーヒーダイエットの注意点

効果が高く結果の出やすいバターコーヒーダイエットですが、正しい方法で行わないとでダイエットに逆効果となることがあります。

バターコーヒーダイエットを実践する場合、以下の様なポイントに気をつけましょう。

バターコーヒーに余分な砂糖やミルクを入れない

バターコーヒーはブラックコーヒーがベースのため、コクのあるカプチーノのような味わいですが甘みはありません。
しかし余分な砂糖やミルクを追加すると、無駄な糖質を摂取してしまうことになり、ケトン体のつくる効果を下げてしまいます。
甘党の方は、砂糖やミルク等を追加して入れないようにしましょう。

また1日の摂取量は1杯に決めて、飲み過ぎないよう注意しましょう。

消費エネルギー>摂取エネルギーは基本

ダイエット効果の高いバターコーヒーですが、ダイエットは消費エネルギー>摂取エネルギーが基本です。
運動+食事制限+腸活などで、摂取エネルギーが消費エネルギーを上回らないよう気をつけましょう。

※腸活とは、食物繊維や乳酸菌などを摂取して腸内環境を整え、便通をよくすることです。

前日の夕食と翌日の昼食は16〜18時間空ける

バターコーヒーダイエット本来の目的は、絶え間なく消化している内臓をしっかりと休めることです。
1回の食事で消化に費やす時間は約18時間。

内臓をしっかりと休めてバターコーヒーダイエットの効果をフル活用するなら夕食を早めに済ませ翌日の昼食は16〜18時間、間隔を開けるようにしましょう。

妊娠中の方はノンカフェインコーヒーを使う

妊娠中でも1日200mg程度(コーヒー2〜3杯程度)であればカフェインを摂取しても問題ないといわれていますが、なるべく控えたいもの。

そこでノンカフェインコーヒーを代用すれば、このようなリスクも気になりません。

最近では、お湯に溶かすだけで作れる便利なノンカフェインバターコーヒーも発売されています。
気になる方はチェックしてみましょう。

グラスフェッドバターとMCTオイルの選び方

バターコーヒー初心者にとってグラスフェッドバターとMCTオイルはなかなか見慣れないもの。
どのように選べばわからない方も多いのではないでしょうか?
そこでグラスフェッドバターとMCTオイルの正しい選び方をご紹介します。

グラスフェッドバター

グラスフェッドバターは自然の中で放牧され無農薬の牧草を与えられた乳牛から作られています。
穀物で育った乳牛とは違い、ダイオキシン・PCB・DDTなどの生体濃縮や遺伝子組み換えの心配がありません。

しかし、中には商品によって

「基本的にはグラスフェッドですが天候によって草の状態が良くない場合等は、穀物も与えるようですので100%ではないようです。 」

このような表記がされているケースもあります。
グラスフェッドバターを購入する場合はこのような表記がなく、高品質な商品であるか隈なくチェックしておきましょう。

MCTオイル

MCTオイルにはココナッツ由来のものとアブラヤシ由来のものがあります。
アブラヤシはココナッツ由来に比べてパッケージに表記されていることが少なく、「パーム油」「パーム核油」「アブラヤシ」などと表記されいることが多い傾向にあります。

パーム油には体に悪影響を及ぼす可能性がある成分を含んでいる可能性があるため、100%ココナッツ由来のMCTオイルがおすすめです。

またパッケージ裏面の成分表記にあるカプリル酸・カプリン酸の両方の合計が100%であればエネルギー変換されやすいように化学処理が行われているので、ダイエット効果が高くなります。

化学処理を行っているオイルが体に害を及ぼすとは限りませんが、ナチュラル製法のものを希望する場合はカプリル酸・カプリン酸の合計が100%未満のものをおすすめします。

さらに安全性にこだわる方は、製造過程の認証や「有機JAS規格」や「EUオーガニック」などのオーガニック認証、ボトルはガラス瓶であるかもチェックしておきましょう。

実は、BPAという化学物質が溶け出してしまう恐れがあるプラスチック容器はオイルには適していません。

ガラス瓶で色が濃ければ濃いほど酸化を防いでくれて安心なのです。

原材料や製造の認定マークの種類

GMP認証:原材料の入荷や製造工程で品質が保たれていることを表す認証
ISO22000認証:食品の衛生管理と安全対策が行われていることを表す認証
HACCP認証:食品を作る際に異物混入・汚染などが起こる原因を分析し、予防対策が行われていることを表す認証
有機JAS規格:食品の95%以上が有機成分でできていることを農林水産省によって証明されていることを表す規格
EUオーガニック:第三者機関がEUにおけるオーガニック規則に沿っていることを証明する認証マーク
USDAオーガニック:食品の95%以上が有機成分でできていることを米国農務省が証明したことを表す認証マーク

バターコーヒーダイエットにおすすめアイテム5選

グラスフェッドバターとMCTオイル両方揃えると、毎日バターコーヒーを飲むのになかなかのコストがかかります。
また混ぜ合わせる手間もかかるため、時短で作ることができません。

そこで、最初からグラスフェッドバターとMCTオイルが一体型になってる便利グッズをいくつかご紹介します。
コスパが良く、手軽に作れてとても便利ですよ。

オーガニック ココナッツギー325ml

EU有機認証。品質にこだわる方におすすめ

オランダの国立公園で放牧している牛からとれた最高品質のグラスフェッドバターから作られたギーとフィリピンで有機栽培された最高品質のオーガニックココナッツオイルをミックスしています。
そのままコーヒーに入れるだけでバターコーヒーが手軽に作れます。
EU有機認証で、化学用溶剤・トランス脂肪酸は使用していません。コクのある味わいで、お菓子作りやサラダ油の代替品としても、幅広く使えます。

チャコールバターコーヒーデカフェ

人気シリーズに妊婦でも飲みやすいノンカフェインタイプが登場

デトックス効果のある竹炭が配合されたチャコールバターコーヒーシリーズに妊婦でも飲めるノンカフェインタイプが登場。スティック1本でバターコーヒーが作れる上にマカ末、アカシア食物繊維、アガベイヌリン、ショウガ末などJAS認定有機成分が配合され美容にも効果的です。

フラット・クラフト ギー & MCTオイル 大容量300g エブリディ・バターコーヒー

常温でも溶けて便利!スプーン1杯を混ぜるだけ

オランダの国立公園で放牧している牛からとれたグラスフェッドバターから作られたギーと化学品や合成添加物を一切不使用の100%ココナッツオイル由来のMCTオイルを50:50で配合。スプーン1杯を混ぜるだけで簡単にバターコーヒーが作れます。甘い香りとコクのある味わいでトーストや炒め物にも相性抜群です。

Mother’s Market ギーオイル + MCTオイル 大容量300g

バターの芳醇な香りで飲みやすい!ブラックコーヒーが苦手な方におすすめ

添加物不使用のMother’s Marketシリーズはグラスフェッドバターで作られたギーオイルとMCTオイルを7:3の割合で配合。バターの芳醇な香りで、ブラックコーヒーが苦手な方でもまろやかな味わいを楽しめます。たっぷり大容量の300gでコストパフォーマンスを求める方にもおすすめ。この他にもココアパウダー配合のカカオ風味や、パウダータイプなどがあり、気分や用途に合わせて選べます。

仙台勝山館 MCTコーヒークリーマー

MCTオイル専門店がつくった本物の素材を詰め込んだ便利なパウダータイプ

ココナッツ由来オイル、グラスフェッドバター、ココナツオイル、オーガニックギーをギュッと詰め込んだ無香料・無着色・保存料なしのパウダータイプです。
1杯あたり65円とコスパ良く脂質量は3.55gとバター・MCTがしっかりと入っています。好きなコーヒーに混ぜるだけで糖質ゼロのバターコーヒーが簡単に作れます。

バターコーヒーの味わいを楽しみながら、ダイエットをしよう!

バターコーヒーダイエットの魅力についておわかりいただけたでしょうか?
これだけ手軽にできるなら試してみない手はありません。
慣れてくると、バターコーヒーまろやかな味わいが癖になりやめられなくなりますよ。
自分に合った商品を見つけてバターコーヒーダイエットを楽しみましょう。

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