【希少】無添加の青汁のご紹介と選び方

青汁は普段の食生活では補いきれない野菜の成分を補給するために役立つ健康食品です。
栄養補給を意識して毎日飲まれているあなたは、「毎日続けて飲むなら、無添加で安全な青汁を飲みたい」と思いませんか?

青汁は飲みやすくするために甘味料、とろみ成分、お腹をサポートする成分、ビタミンC、着色料、保存料が入っている場合があります。

添加物が全て悪いわけではないのですが、毎日飲み続けるのであれば農薬を使わず有機栽培で無添加な青汁を探して飲みたいものです。

そこで、今回は、添加物や無添加の青汁の見つけ方、有機JASマークなど無添加の青汁にこだわって飲みたいあなたに向けてご紹介します。

無添加の青汁はどんなもの?

無添加の青汁はその名の通り、添加物が入っていない青汁のことを言います。
ただし、全ての青汁に添加物が含まれていないとは限りません。

青汁は添加物が入ったものもあります。

添加物は甘くさせるもの、美味しく飲める期間を延ばすもの、人工的に作られたもの、野菜の成分に入っているビタミンCを新たに加えたものがあるので、出来れば添加物は避けたいはずです。

無添加で作られている青汁は、野菜を育てるところから厳しく管理し、コストをかなりかけているため品質が守られています。
添加物が入っていない純正の青汁なら小さなお子様からお年寄りまで安心して飲むことができるので、そのような青汁の見つけ方を次からご紹介します。

無添加の青汁の見つけ方

青汁の原材料名をチェックすると添加物が入っているか分かります。
まずは、青汁のパッケージに記載されている原材料名をチェックするか、青汁メーカーのHPに記載されている原材料を調べてみてください。

よくある青汁の添加物一覧

  • 難消化性デキストリン
  • 還元麦芽糖
  • スクラロース
  • ビタミンC
  • ペクチン
  • 安息香酸ナトリウム

添加物としてはほんの一部分ですが、これらはよく見かける添加物です。
購入したい青汁の添加物がどれだけ入っているのか知りたい場合は、メーカーに直接お問合せしてみることをおすすめします。
もしくは、青汁のHPの成分をチェックするか青汁のパッケージに記載されている原材料名を確認してみてください。

青汁に含まれている主な添加物

添加物には、甘味料やビタミンCなど見かけることがあるかと思います。
そこには甘みを加えることで飲みやすくなったり、青汁の野菜だけではカバーできないビタミンCを補うために含んでいるからです。
青汁の原材料名で見かける添加物についてご紹介します。

青汁によく含まれる添加物

人工甘味料

人工甘味料として代表的なものはスクラロース、アスパルテーム
この人工甘味料は化学を用いて作られた甘味料で自然では摂取することが不可能です。
人工的な添加物のため栄養成分として取り入れられることはなく、副作用を起こしてしまう可能性もあります。
アスパルテームはよく飲み物に使われることが多く、砂糖の200倍もの甘みを持つと言われている人工甘味料の1つです。

人工甘味料と言ってもインスリンをたくさん分泌することがあり、その結果太りやすくなる可能性もあります。
その他にも、脳障害、脳内伝達物質の変化、内臓機能の変化などさまざまな病気の原因にもなると言われています。

日本の規定により、基準値以下で添加されていても、身体のことを思うと出来る限り控えた方が良いでしょう。

難消化デキストリン

難消化デキストリンはトウモロコシからできている食物繊維の1つ。
特定保健用食品に指定されている成分です。

血糖値やお腹の調子をサポートします。
特定保健用食品として指定されているため安全ではありますが、できるなら青汁の原料の野菜から食物繊維として摂取するために添加されていない青汁を選んで購入しましょう。

色素、香料

色素や香料は人工甘味料と同じく、化学的に作られているものが多く存在し、人体の影響は実はまだわかっていないのです。
青汁を毎日継続して飲み続けていくのであれば、安全性がわかっていない色素や香料が含まれている青汁は避けた方が良いでしょう。

ビタミン

青汁の中には原材料名を見るとビタミンCや葉酸が別枠として記載されているものがあります。
記載されているビタミンは天然の野菜や果物から抽出したものではなく、人工的に作られたビタミンの可能性があります。
実際、ビタミンは青汁の原料の中に含まれていますが、原料の含有量が少ない場合、補填として含まれている場合があります。
ビタミンは熱に弱い特性があり、加熱処理されると失われやすい成分の1つです。
そのため、加熱処理後にあえて添加されることが多いものになります。
添加されるビタミンは決して悪いものではありませんが、気になる方はメーカーに確認の上、購入を検討しましょう。

増粘剤

青汁を飲むときにざらつきやのど越しが悪いと飲みにくく健康食品なのにまずいと感じると飲むことが苦痛になります。
そこで、メーカーは、デキストリン、ペクチン、キサンタン、グァーガムといった増粘剤を使って、とろみがあり、口当たりがまろやかになるように作っている商品があります。
これらは全て天然由来の成分で作られています。

他にも、トラガントガムというマメ科の植物のトラガントから出る液体を乾燥させて作られた増粘剤がありますが、これはマウスの実験で乳頭腫、がんの発生が認められました。
がんの発生があったとはいえ、発がん性があるとは認められなかったのでとても危険とは言えませんが絶対安全とも言えません。

保存料

青汁は保存料が入っていない商品が多くみられますが、ドリンクタイプなどの液体タイプには保存料が含まれている場合があります。
少しでも安全に美味しく日持ちするために使用されているケースがあります。

添加物としては、安息香酸ナトリウム、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、パラオキシ安息香酸などが入っています。
ちなみに、保存料の安息香酸ナトリウムはビタミンCと合わせると化学的な変化が起きて、「ベンゼン」という物質に変わります。
この、ベンゼンは毒性が強い物質で発がん性物質のためガンのリスクが高まると言われています。

保存料が微量に含まれているとはいえ、発がん性、胃腸障害、嘔吐、肝機能障害、遺伝子損傷など身体にダメージを与える影響があるとされているので、青汁に限らず大量に摂取することなくなるべく自然由来のものを手作りして食べる習慣をつけたいものです。

添加物も全てがダメというわけではない理由

添加物=悪者、身体に悪いものというイメージがつきやすいですが、実は添加物は必ずしも悪いものばかりで作られているわけではありません。

実際、甘味料の添加物として「はちみつ」が使われている場合がありますが、はちみつは天然由来から作られていて1歳以上であれば誰でも口にすることができることや、はちみつからミネラルを補給することもできます。

購入する判断基準として、添加物の有無の他にも安全性があるものか、その添加物でも毎日飲み続けることができるのかを確認してもうらことが重要です。

安心して購入できる青汁

先ほどお伝えしましたが、原材料名を確認し、例えば、【原材料名:大麦若葉、ケール】といった葉野菜だけであれば、添加物も含まれることなく野菜の成分をそのまま摂ることができます。
ただし、飲みにくいと感じる場合があるかと思います。
その場合は、天然由来から作られている甘味料が入ったものを選ぶと飲みやすく続けやすくなります。

原材料名に記載されている品名の並び方に注目して見てみて!

原材料名の一覧を見ると、品名が並んでいるかと思いますが、この並び方には必ずJAS法によって規則があります。
各原材料が多く含まれているものから並んでいます。
例えば、難消化デキストリン、大麦若葉、ビタミンCと表示されていた場合、この3つの中では難消化デキストリンが一番多く含まれているということになります。
そして、主原料という項目があれば、「重さが多い上位3つで重量5%以上占めるもの」とされています。

そのため、大麦若葉の前に小松菜が来ている場合は、小松菜がより多く含まれていることになります。
例にあげたように野菜よりも添加物が多い場合も実際商品としてあります。
こだわりが強い場合は、是非、原材料名の並び方にも注目してみてください。

日本の野菜は安全で海外の野菜は危険は間違っている!

よく、海外の野菜は農薬がたくさん含まれているという情報をTVで見かけたりしますが、絶対農薬が含まれているというはありません。
海外でも無農薬栽培されている野菜は存在します。

逆に国産の野菜でも農薬を使って野菜を栽培をしている場合もあるので、国産だから安全で海外は危険というわけではありません。

無農薬栽培で野菜を作り、それをさらに検査して販売しているメーカーもあります。
口コミだけに頼らず、どのように作られているのかメーカー側のHPで確認したり、電話で問い合わせてみると詳しいことが知れて安心して購入できますよ。

無農薬にこだわりたいなら、有機JASマークをチェック!

青汁の原料の野菜に農薬が含まれていて、洗ったとしても農薬が残ったまま青汁として作られてしまうということを考えてしまって不安に感じる場合もあります。
どうせなら、添加物不使用で、化学的な農薬を使わずに育てられた野菜が原料の青汁を飲みたいと思ったら【有機JASマーク】をチェックしてみてください。

有機JASマークとは?

有機JASマークとは、「有機JASマークは、太陽と雲と植物をイメージしたマークです。農薬や化学肥料などの化学物質に頼らないで、自然界の力で生産された食品を表しており、農産物、加工食品、資料及び畜産物に付けられています」

(農林水産省の有機食品の検査認証制度から抜粋)

農林水産省の公式HPによると、有機JASマークがついていない青汁に限らず農産物や畜産物、加工食品に「有機」や「オーガニック」などの文言をつけたり、表示することは禁止されています。

そのため、有機JASマークがついていないものは国から認められていないということです。

ちなみに、この有機JASマークは化学的な農薬を使っていないのですが、天然由来で作られた農薬を使用していることもあるので、絶対農薬0ということではありません。

しかし、有機JASマークがついた野菜は厳しい検査を勝ち抜いた証明ということになるので、安心して大丈夫と言えます。

安全性にこだわりたいのであれば、是非【有機JASマーク】をチェックしてみてください!

無農薬栽培の野菜と有機栽培で作られた野菜の違いとは?

有機栽培は有機JASマークの記載があれば、農薬、化学肥料などの化学物質で作られたものでの栽培は認められていません。

ただし、無農薬栽培は少し違います。
無農薬栽培は野菜の栽培過程で、農薬を使わないのが無農薬ですが、実は化学肥料が混ざった土で栽培しても無農薬栽培の野菜になります。

そのため、野菜、土、肥料全てにおいて化学物質を用いずに栽培した野菜がいいという場合は、前にも記載させていただきましたが、有機JASマークがついた青汁を選ぶようにしてください。

安全な青汁だからたくさん飲んでも大丈夫とは限らない!

有機JASマークがついた青汁を購入したので、早速、お茶代わりに何杯も飲もう!と思ったあなた。

青汁を飲むことで何かの病気になることはありませんが、青汁にはたくさんの食物繊維が含まれています。
たくさん飲むことでお腹の動きが早くなるので下痢を起こす場合があります。

青汁に含まれる食物繊維は水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があります。
不溶性食物繊維はお腹の中で水分を吸収して膨らむため、大量に飲むと便秘になる可能性もあります。

下痢や便秘を防ぐためにも、必ず目安量を守って飲んでください。

青汁を選ぶ時には原材料名と添加物の内容をチェックすることが大切

青汁の添加物についてご紹介しました。
無添加の青汁を飲みたいと思った場合、青汁の原材料名をチェックして何が含まれているのか、その添加物は人工的なものか、天然成分なのかを一度確認してみてください。

また、無添加だけでなく、有機栽培で化学肥料を使われていない野菜で作られた青汁を飲みたい場合は有機JASマークがついた青汁を選んで購入することをおすすめします。

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