【ケトジェニックに不可欠?】MCTオイルダイエットのやり方を徹底解説!

他のオイルと比べて、吸収が早くエネルギー効率の良いMCTオイルはダイエットのお供にオイルブームの中でもズバ抜けて大人気。そこで今回はMCTオイルで痩せる仕組みや正しい取り入れ方についてご紹介。
MCTオイルの活用方を知って、効率よくキレイに痩せましょう!

ケトジェニックダイエットで効率よく痩せよう!

ケトジェニックダイエットとは、体脂肪を使って肝臓でケトン体を作り出し、糖の代わりにエネルギー源として使うダイエット法。

糖はエネルギー代謝として即効性がありますが、フルマラソン1回分程度の持続力しかありません。

対して体の脂肪はエネルギー源に換算するとフルマラソン約20回分に相当する程、蓄えられています。

ケトジェニックダイエットはまず糖質の摂取を抑え、脂質・タンパク質をしっかり摂ることが基本です。
さらに運動や野菜をたくさん食べ、ストレスを溜めないことを意識するとよりキレイに痩せることができます。

このケトジェニックダイエットに今回ご紹介するMCTオイルを活用すると、体のメカニズムに応じて効率よくシェイプアップが実現しますよ。

MCTオイルとは?

「MCT」の主成分である中鎖脂肪酸は、ココナッツや人間の母乳などに含まれる天然成分。
長鎖脂肪酸でできている他のオイルと違って、中鎖脂肪酸は分子の長さが約半分と短いため一般的な油の約4倍早くエネルギーになってくれます。

長鎖脂肪酸の油は小腸から吸収されると、リンパ管や静脈を通って脂肪組織や筋肉、肝臓に運ばれ必要に応じて分解、もしくは貯蔵されます。

対して中鎖脂肪酸は分子が短い分、水になじみやすく糖質と同じように小腸から肝臓に入り、エネルギー源のもととなる「ケトン体」に分解されます。

つまり中鎖脂肪酸は、長鎖脂肪酸の他の油に比べて消化経路が違うため、中性脂肪として溜まらず短時間でエネルギーになってくれるのです。
ケトン体を作り出す量に関しては、長鎖脂肪酸の約10倍といわれています。

MCTオイルの健康効果

MCTオイルには、ダイエット以外にもさまざまなな健康効果が期待できます。
そこでダイエット以外の効果についても下記でご紹介します。

乳酸の蓄積減少効果

米国の健康情報メディア「health line」によると、MCTオイルには、疲れの原因となりやすい乳酸が体に蓄積するのを減少させてくれる効果があることがわかっています。
運動前にMCTオイルを摂取しておくと、エネルギー源ともなってくれるため、持久力が欲しい時におすすめです。

認知症に対する効果

MCTオイルはケトン体を長鎖脂肪酸の約10倍もの量を作り出します。
アルツハイマー型認知症の脳はブドウ糖をエネルギー源として上手く利用できないため、ケトン体が貴重な代替エネルギーになります。

実際にアメリカの研究ではアルツハイマー型認知症患者にMCTを投与したところ、記憶力の低下が抑制したとの報告もあります。

医療の現場では食事療法として、認知症予防にますますMCTが期待されているのです。

てんかん、自閉症などに対する効果

てんかんや発達障害、自閉症の治療にもMCTオイルから作られるケトン体は有効であることがわかっています。
とくにケトン体には、てんかん発作の頻度を減らす可能性があり実際にてんかん食治療=ケトン食療法として、医療施設でも取り入れられています。

MCTオイルの優れたダイエット効果

それでは本題に戻って、MCTオイルにはどのようなダイエット効果があるのか順番に見てみましょう。

脂肪燃焼を促進し効率よくエネルギー源となる

 MCTオイルの主成分である中鎖脂肪酸は分子構造が短く、消化経路がコンパクトなため体脂肪として溜まりにくく効率的にエネルギー源となります。
さらに体内に残っている糖より優先的に、ケトン体がエネルギーに変換されるため継続的に摂取することで脂肪燃焼効果が増し、痩せやすい体質へと導いてくれます。

食欲抑制効果

MCTオイルを摂取すると作られるケトン体には糖質よりも優先的にエネルギー源と利用されやすく、体内でブドウ糖が温存されるため食欲抑制効果を発揮してくれます。

つまり、体内にブドウ糖が残っているため脳が勘違いし信号を出すため、食欲が抑制されるのです。

筋肉維持に役立つ

ケトン体がエネルギー源となってくれると、運動時にもパフォーマンス度がグッと上がり長期の有酸素運動に有効です。

また一般的な食事制限ダイエットにより体がエネルギー不足になると、筋肉まで分解されエネルギー源として使用されがちですが、中鎖脂肪酸を取り入れている場合脂肪から優先して燃焼されやすくなります。

そのため筋肉が分解されるリスクが最も低く、筋肉を維持しやすくなります。

ダイエットに効果的なMCTオイルの使い方・飲み方

MCTオイルは無色透明なものが多く、オイル特有の後残りもほとんどありません。
そのためサラダや味噌汁、コーヒーなどさまざまなメニューと相性抜群です。

ひとつ注意しておきたいのがMCTオイルは一般的なサラダオイルに比べて低音で煙が出てしまいます。
炒め物や揚げ物として加熱調理するよりも、そのまま混ぜたり和えるなどして食事に取り入れた方が良いでしょう。

以下では、MCTオイルを使った代表的なダイエット法をいくつかご紹介します。

バターコーヒーダイエット

インスタントでないブラックコーヒー(できれば無農薬)一杯に、MCTオイルとグラスフェッドバターを大さじいっぱい程度混ぜて朝食がわりに飲む方法です。

このダイエット法は朝ファスティングと言う考え方がベースで、前日の夕食から翌日の昼食まで16〜18時間間隔をあけます。

人間はいちど食事をすると消化に約18時間要するため、間にバターコーヒーを取り入れることで内臓をしっかり休めることが目的です。

糖質オフ(ロカボ)ダイエット

糖質オフ(ロカボ)ダイエットは、一食あたりの糖質量を20g以下に設定し、1日の糖質総摂取量はトータル70g以下にならないようにします。

糖質を一定量摂取しながら緩やかに制限し、タンパク質やMCTオイルを含めた脂質もしっかり食べます。

工夫次第で、美味しい食事が毎日3食食べられるのでストレスが少なく楽しく痩せれます。

ケトジェニックダイエット

ロカボダイエットに比べて、ケトジェニックダイエットは1日の糖質総摂取量は30〜60gとさらに少なくなります。

甘いもの、ご飯、パン、麺類などの摂取を極力控え、
脂質量は1日の総カロリーの60%を目安に摂ることがポイントとなります。

また主食を抜く代わりに体重1kgに対して1g~2.3g程度のタンパク質もしっかり摂ることも必要不可欠。
次に糖質の高い根菜類以外の野菜の摂取と運動もしっかりと行うことが、重要なポイントとなります。

MCTオイルを摂るタイミングは就寝の3時間以上前

MCTオイルを摂取するのに最も適しているのは、エネルギー消費量の多い日中です。

夕食時のみでも問題ありませんが、あまり遅い時間になると消費しきれなかったエネルギーが脂肪として蓄積されてしまいます。

少なくても、就寝3時間以上前に摂取しておきましょう。

副作用は?MCTオイルの注意点

ダイエットや健康効果の高いMCTオイルですが、1日の摂取量は30g(大さじ2杯)を上回らないようにしましょう。
ケトン体は摂取すればするほどエネルギー源となってくれますが、摂りすぎると胃痛や吐き気、下痢などの消化器症状を引き起こす可能性があります。

MCTオイルの選び方

ダイエットに効果的なMCTオイルの選び方はいくつかポイントがあります。
以下で、その選び方について詳しく解説します。

原材料はアブラヤシを避ける

MCTオイルの原材料は、「ココナッツ」と「アブラヤシ」の2種類が代表的です。

MCTオイルを購入する際は、できれば100%由来のものを選んだ方が良いでしょう。
というのも、アブラヤシはパッケージに明記されていることが少なく「パーム油」「パーム核油」などの名称で記載されていることもあります。

パーム油は体に悪影響を及ぼす危険性がある微量成分が含まれているため、おすすめできません。

購入したい商品の原材料が何であるかはしっかりチェックしておきましょう。

成分含有率をチェック

MCTオイルは、「カプリル酸(C8)」と「カプリン酸(C10)」と呼ばれる2種類の中鎖脂肪酸がメインにできています。

それぞれが合計して100%未満の場合、化学溶剤を使用せずにナチュラル製法で作られていることが多くなります。

よりダイエット効果を求めたい場合、カプリル酸とカプリン酸の合計が100%になるものを選ぶようにしましょう。
ごく稀にラウリン酸も含まれているものもありますが、ラウリン酸は長鎖脂肪酸に近いことから、ダイエット効果も少し落ちてしまいます。

味・風味

基本的に無味無臭でさまざまな料理と相性抜群のMCTオイルですが、中にはあえてココナッツの風味を残しているものもあります。
味噌汁や、普通の食事などにもかけたい方は味や風味がどの料理にも合うかチェックしておきましょう。

容器は遮光瓶がベスト

MCTオイルに限られたことではありませんが、実はプラスチック容器はBPAという化学物質が溶け出してしまう危険性があるため、オイルとの相性は良くありません。
できれば容器が瓶のものを選ぶようにしましょう。
またMCTオイルは無色で他の油に比べて酸化しにくいのが特徴ですが、色の濃い遮光瓶の方がより酸化を防ぐことができます。

製造・充填方法もチェック

品質にこだわりたい場合、製造過程の安全性や無農薬などが認証されている商品を選ぶと良いでしょう。

製造過程の安全性を表す認証は「GMP認証」「ISO認証」「HACCP認証」の3種類があり、いずれも製造工場の衛生管理や品質管理などが一定レベルに達していなければ取得できません。

無農薬に関しては「有機JAS規格」「EUオーガニック」などの認証があり製造過程で化学物質や農薬が使われていない事が証明されています。

原材料や製造の認定マークの種類

GMP認証:原材料の入荷や製造工程で品質が保たれていることを表す認証のこと。
ISO22000認証:一定基準以上の食品衛生管理と安全対策が行われていることを表す認証のこと。
HACCP認証:食品を作る際に異物混入・汚染などが起こる原因を分析し、予防対策がしっかりと行われていることを表す認証。
有機JAS規格:食品の95%以上が有機成分でできていることを日本の農林水産省によって証明されたことを表す規格。
EUオーガニック:第三者機関がEUにおけるオーガニック規則に沿っていることを証明するマーク。
USDAオーガニック:食品の95%以上が有機成分でできていることを米国農務省によって証明されたことを表すマーク。

おすすめのMCTオイル7選

Ultimate Life GronG MCTオイル

1杯あたり約18円。原材料もコスパもこだわりたい方に

中鎖脂肪酸100%、食品添加物一切不使用のMCTオイルです。100%ココナッツ由来で化学工程なし。遮光性の高いビンも保存安心です。スプーン一杯あたり約18円とコストパフォーマンスの良さも見逃せません。原材料の品質もコスパもこだわりたい方におすすめです。

フローラ・ハウス オーガニックMCTオイル

有機JAS認証取得。低温遠心分離で製造した化学溶剤不使用オイル

インドネシア・フィリピン原産の有機栽培ココナッツを遠心分離にかけ低温で精製・ろ過しています。
カプリル酸55〜65%、カプリン酸35〜45%で構成し、ココナッツ特有の味や香りはありません。
遮光性の高いビンとアルミキャップで安心して保管できます。さまざまな料理に合うオイルを探している方におすすめです。

勝山ネクステージ 仙台勝山館MCTオイル

ロングヒット商品。完全無添加のナチュラル製法

仙台勝山館の超ロングヒット商品。100%ココナッツ由来の無味無臭なMCTオイルです。
原材料の選定から製品になるまで、品質管理を徹底し蒸留によるナチュラル製法で作られています。
化学溶剤不使用でカプリル酸60%、カプリン酸40%で構成。完全無添加で安心して使えます。

ダイナワース・インターナショナル ファンクティア MCTオイル

オーガニック食品ブランドのMCTオイル。大容量500mlでコスパ良し

オーガニック食品ブランド「ファンクティア」のMCTオイルは有機ココナッツの果肉をそのまま粉砕し、低温で搾汁した原液を遠心分離した油分から分離抽出しています。完全無添加で、オイル特有のあと残りがなくどんな料理にも相性抜群。たっぷり500mlの大容量なので、コストパフォーマンスを求める方におすすめです。

プレミアムマーケティング MCTオイル

100%ココナッツ由来。手軽に使えるお手頃サイズで使いやすい

クリアーテイストでサラサラとした食感が特徴のMCTオイルです。手軽に使えるお手頃サイズなので、食卓に置いても、持ち運びにも便利です。初めてMCTオイルを摂取する方におすすめです。

タスオイル  MCTオイル

ナチュラル製法で添加物一切不要。毎日使えるお得サイズ

バージン・ココナッツオイルを蒸留製造方法により、添加物一切不使用で製造しています。リーズナブルな価格でありながら毎日使える大容量サイズで、ココナッツ特有の臭いも気になりません。カプリル酸60%、カプリン酸40%で構成し、安心の国内充填です。
家族でシェアしてもたっぷり使えますよ。

レインフォレストハーブジャパン MCTオイル

有機バージンココナッツオイル5%配合。まろやかな程良いココナッツ風味

有機バージンココナッツオイルを5%配合し、あえてまろやかなココナッツ風味を残しているMCTオイルです。カプリル酸55%、カプリン酸41%、ラウリン酸2%で構成され低音でも固まりにくく、いつでも気軽にさまざまな料理に追加できます。お菓子作りやコーヒーに風味を出したい方におすすめです。

MCTオイルを使ってダイエットに成功した人の口コミ

モデルやコンテスト出場者など、体作りのプロにもMCTオイルは愛用されているようです。
実際に1ヶ月で−3kgの減量にも成功されている方もいるようですね。
その他にも産後ダイエットや男性にも取り入れられている方が多いようです。
お弁当など外出中もMCTオイルを持ち歩いてどんどん脂肪を燃焼しましょう。

MCTオイルで体に嬉しい習慣を取り入れよう

同じオイルを摂るなら、体に嬉しい中鎖脂肪酸の方が断然お得ですね。
性別や年齢など問わず誰でも取り入れられるMCTオイルダイエットは、これからさまざまな分野でも活躍が期待できます。
早速今日から、MCTオイル習慣はじめませんか?

関連カテゴリー

関連記事